映画『ある少年の告白』の本編映像が公開された。
ガラルド・コンリーの回顧録をもとにした同作は、アメリカの田舎町に牧師の父と母の1人息子として育った大学生のジャレッドを主人公にした作品。自分は男性のことが好きだと気づいたジャレッドに対し、両親は同性愛を「治す」転向療法への参加を勧めるが、ジェレッドは自らを偽って生きることを強いる施設に疑問と憤りを感じ、ある行動を起こすというあらすじだ。ジャレッド役にルーカス・ヘッジズがキャスティング。
本編映像には、セオドア・ペレリン演じるゼイヴィアの「自分自身が神なんだよ。神は僕たちの中にいる」というセリフや、ゼイヴィアがジャレッドに「一緒にいてほしい。何も起きないから。誓うよ」と語るシーンに加えて、トロイ・シヴァン演じる施設内でのキーパーソンであるゲイリー、グザヴィエ・ドラン演じる陰のあるジョン、ニコール・キッドマンとラッセル・クロウ演じるジャレッドの両親の姿などが映し出されている。
『ある少年の告白』は4月19日から東京・日比谷のTOHO シネマズ シャンテほかで公開。
- 作品情報
-
『ある少年の告白』
2019年4月19日(金)からTOHO シネマズ シャンテほか全国公開監督・脚本:ジョエル・エドガートン 原作:ガラルド・コンリー 音楽:ダニー・ベンジー、サウンダー・ジュリアンズ 出演: ルーカス・ヘッジズ ニコール・キッドマン ラッセル・クロウ ジョエル・エドガートン グザヴィエ・ドラン トロイ・シヴァン 上映時間:115分 配給:ビターズ・エンド/パルコ関連リンク
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?