企画展『ガウディをはかる -GAUDI QUEST-』が、6月30日まで東京・天王洲アイルの建築倉庫ミュージアムで開催されている。
1852年にスペインで生まれた建築家のアントニオ・ガウディ。7件がユネスコ世界文化遺産に登録されている。未完の教会であるサグラダ・ファミリアは、ガウディ没後100周年となる2026年の完成を目指して工事が進められている。
同展は、40年にわたりスペインでガウディ作品の実測を行なう実測家兼建築学博士の田中裕也の所蔵品と考察をもとに展開。会場では、サグラダ・ファミリア、グエル公園、カサ・バトリョ、カサ・ミラ、コロニア・グエル、テレサ学院の主要6作品の図面を計70点以上展示しているほか、日本で初公開となるサグラダ・ファミリアの鐘楼尖塔図や8年の歳月をかけて完成したグエル公園の実測図、テレサ学院のアクソメ図など多数の実測図原版を展示している。また、世界遺産として知られるグエル公園の階段を再現している。
田中裕也登壇によるギャラリートークは3月31日まで実施。詳細はオフィシャルサイトから確認しよう。
- イベント情報
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『ガウディをはかる -GAUDI QUEST-』
2019年3月27日(水)~6月30日(日) 会場:東京都 天王洲アイル 建築倉庫ミュージアム 展示室A時間:11:00~19:00(入館は18:00まで) 休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜に休館)、5月7日~5月21日 料金:一般3,000円 大学生・専門学生2,000円 高校生以下1,000円 ※障害者手帳をお持ちの方と介護の方1名は無料、学生証、障害者手帳持参
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