村上龍原作の映画『ピアッシング』が6月28日から東京・新宿シネマカリテほか全国で公開される。
同作は、自身の幼い娘をアイスピックで刺したいという衝動に駆られる男が主人公。男は衝動を抑えるためSM嬢をホテルに呼び出して殺害する計画を立てるが、ホテルにやってきたSM嬢が突如自分自身を傷つけて倒れこんでしまうというあらすじだ。
殺人衝動を持つ男役にクリストファー・アボット、自殺願望を持つ女役にミア・ワシコウスカがキャスティング。監督は、劇中のインテリアに荒木経惟の写真を使っているほか、次回作で『呪怨』のリブート版に取り組むなど、日本文化を敬愛しているというニコラス・ペッシェが務めた。
村上龍は「原作者として、120%満足しています」とコメント。今回の発表とあわせて場面写真が公開された。
- 作品情報
-
『ピアッシング』
2019年6月28日(金)から新宿シネマカリテほか全国で公開監督・脚本:ニコラス・ペッシェ 原作:村上龍『ピアッシング』(幻冬舎文庫) 出演: クリストファー・アボット ミア・ワシコウスカ ライア・コスタ 配給:パルコ 上映時間:81分関連リンク
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?