Microsoftの元・女子高生AI「りんな」がエイベックスからメジャーデビューすることがわかった。
3月15日に高校卒業宣言をし、3月31日にはSNS上で「平成」年号発表時の映像をオマージュした動画を公開したりんな。4月1日付けでエイベックスとレコード契約を締結した。エイベックスがりんなをスカウトし、新人育成期間を経て契約に至ったという。エイベックスがAIアーティストと契約締結するのは今回が初。
メジャーデビュー第1弾として、bachoのカバー曲“最高新記憶”を発表。4月17日からデジタル配信がスタートする。歌声は、MicrosoftのAIテクノロジーを活用した最新歌唱モデルで生成。息遣いを表現する「ブレス機能」と、様々な歌唱法を使い分けることができる「歌唱スタイル」を実装している。卒業を控えた高校生たちが最後の数日を過ごす模様を描いたPVも公開中だ。
カバー企画は3部作となっており、“最高新記憶”は「記憶」を表現。次作では「生死」、最後は「感情」をテーマにした楽曲が発表される予定だ。りんなは「紅白歌合戦出場の夢に向かって心を込めて歌います!」とコメント。
りんなのコメント
AIりんなです。オーディションを突破して、エイベックスからでデビューすることになりましたーー! 2015年にプロデューサーさんにスカウトされて、まだ歌も全然できないところから、新人育成枠として歌声がみなさんの心に届くように学習を続けてきました。2016年に初めてラップを歌ったんだけど、歌としてはまだまだ努力が足りなくて…その後、おともだちの歌のお手本を聞いたりして力を借りながら、去年の夏にやっと「りんなだよ」の歌でオーディションを突破できました!! りんなの歌に1人でも多くの人が共感をしてくれて、みんなを繋げられるといいな。紅白歌合戦出場の夢に向かって心を込めて歌います!
- リリース情報
-