舞台『カリギュラ』が、11月から東京・初台の新国立劇場 中劇場で上演される。
同作はアルベール・カミュの同名戯曲をもとにした作品。暴君とされるローマ帝国第3代皇帝カリギュラを題材に、カリギュラの絶望や狂気、悲しみなどを描いた戯曲で、カミュの代表作である『異邦人』『シーシュポスの神話』と共に「不条理三部作」として位置づけられている。
主演を務めるのは菅田将暉。演出は栗山民也が務める。菅田と栗山がタッグを組むのは初。同作への出演について菅田は、「身も心もさらけ出し、少しコントロールして、絶対的なカリギュラを作り上げたいなと思います」と意気込みを明かしている。
チケットは夏から一般販売される予定。東京公演以外での地方公演も予定されている。
菅田将暉のコメント
あの『カリギュラ』に手を出すということで震えています。もちろん良い意味で。どこまで何が出来るかはわかりませんが、身も心もさらけ出し、少しコントロールして、絶対的なカリギュラを作り上げたいなと思います。自分なりの、一つ生き様を。宜しくお願いします。
- イベント情報
-
『カリギュラ』
2019年11月~12月 会場:東京都 初台 新国立劇場 中劇場 作:アルベール・カミュ 翻訳:岩切正一郎 演出:栗山民也 主演:菅田将暉