『スター・ウォーズ』シリーズ最新作のタイトルが『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)』になることが判明。特報映像が公開された。
12月20日に日米同時公開されることが決まっている『スター・ウォーズ』シリーズ最新作。1作目の『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が公開されてから42年を経て、シリーズ最終章になることが発表されていた。タイトル発表と特報上映はアメリカ・シカゴで開催されている『スター・ウォーズ・セレブレーション』で行なわれたもの。
約2分間の特報はレイが砂漠に立つ映像と、ルーク・スカイウォーカーの「我々は全てを伝えた。はるかな歴史が君の中に。だが、これは君の戦いだ」という言葉からスタート。カイロ・レン、フィンといったキャラクターに加えて、ミレニアム・ファルコンをチューバッカと共に操縦するランドやレイア、C-3PO、BB-8らが登場し、ルークの「我々は常に君と共に。誰ひとり消え去っていない」というセリフと、シスの暗黒卿ダース・シディアスことパルパティーン皇帝らしき笑い声で終了する。映像中には「いつの時代にも伝説は生まれる」「この冬 物語は完結へ――」といったキャッチコピーが挿入されている。
今回の発表にあわせて、監督と脚本を務めたJ・J・エイブラムスに加えて、レイ役のデイジー・リドリー、フィン役のジョン・ボイエガ、ランド・カルリジアン役のビリー・ディー・ウィリアムズ、ルーカスフィルム社長のキャスリーン・ケネディによるコメントが発表された。
J・J・エイブラムス監督のコメント
ジョージ・ルーカスが作り上げたものを、その精神を守りつつ完結させるのは難しいことでもあり、楽しいことでもあった。ただ、この物語を彼女(キャリー・フィッシャー)なしで進めることは難しいです。別の女優でやることなんて考えらないし、あのキャラクターを消してしまうこともありえない。だが、過去の映像を見ていて、それらを使って話を続けることができるのではと思った。そこを中心に、話を書いていったんだ。それらのシーンを使い、物語を前に進める事ができた。この事を改めて考えると感動のあまり言葉が出ません。レイアがこの映画の中に生きていると感じています。彼女の心は私たちと一緒にあります。
日本のファンに向けて
ハーイ、J・J・エイブラムスです。『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)』の監督です。これは一つの映画でも、3本の映画でもなく、9本の映画の終わりです。40年間に渡って作られてきたストーリー、スカイウオーカー・サーガの終わりです。皆さんに是非映画館に観に行ってもらえるのを期待しています。(そして)皆さんが楽しんでくれることを期待しています。フォースと共にあらん事を。ありがとう!デイジー・リドリーのコメント
(新しいライトセーバーを手に入れるかという質問に対して)ルークにもらったライトセーバーはまだあるとだけ言っておきましょう。
ジョン・ボイエガのコメント
今作でフィンは自分のアイデンティティをレジスタンスに見つける。過去2作で、彼はまだ迷っていた。J・Jは僕に「君は今作の展開を気に入るよ」と言ってくれたが、本当に、今作では「ついに僕は「スター・ウォーズ」映画に出たんだ!」と感じた(笑)。
ビリー・ディー・ウィリアムズのコメント
またこの冒険に戻ってこれて嬉しいよ。僕は本当に幸運なんだ。(ランドを再び演じることは簡単だったかという質問に対し)簡単だったかって?僕はランドから離れた事は一度もないよ。俳優業を60年ほどしていますが、とても尊敬できるJ・J・エイブラムスと仕事ができた。数々の素晴らしい人との仕事をしてきたけど、今ここが本物のハイライトだね。
キャスリーン・ケネディ(ルーカスフィルム社長)のコメント
(完結に向け)大きな責任があると感じています。40年も続いてきたんですよ。感慨深いです。ジョージが作り上げてきたものを私たちが受け継いで、J・Jがさらにインスピレーションをくれて、もっと奥行きの深いものにしてくれたと私は思う。誰よりもこの作品の事を大切に思っている人がJ・Jなんです。この作品は皆さんに感動をもたらします。
- 作品情報
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『スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)』
2019年12月20日(金)全国公開 監督・脚本:J・J・エイブラムス 配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン