TOSHI-LOW(BRAHMAN、OAU)による弁当本『鬼弁~強面パンクロッカーの弁当奮闘記~』が、5月22日に刊行される。
BRAHMANのボーカルとして活動し、「鬼」と称されることもあるTOSHI-LOW。『鬼弁~強面パンクロッカーの弁当奮闘記~』は、妻である女優・りょうが多忙な際、TOSHI-LOWが長男のために作りはじめたという創意工夫を凝らした弁当を紹介した一冊だ。写真はTOSHI-LOWがプライベートなSNSアカウントで公開していたもの。TOSHI-LOWの知人たちがそれぞれの弁当にコメントしている。
コメントを寄せているのは、相澤陽介、井浦新、大森はじめ(東京スカパラダイスオーケストラ)、川上つよし(東京スカパラダイスオーケストラ)、片平里菜、川畑要(CHEMISTRY)、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、仙波レナ、ダイキ(ブリリアン)、高野寛、高山都、TAKUMA(10-FEET)、武田航平、田村亮(ロンドンブーツ1号2号)、VERDY、濱口優(よゐこ)、マキシマムザ亮君(マキシマム ザ ホルモン)、ナヲ(マキシマム ザ ホルモン)、松浦美穂、もも(チャラン・ポ・ランタン)、八重樫東、横山健(Ken Yokoyama、Hi-Standard)、善し(COWCOW)、渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET、THE ZOOT16)ら。さらに料理講師や行きつけのバーの店長らもコメントしているとのこと。
なお同署の発売を記念するイベントが、5月24日に大阪・梅田 蔦屋書店、5月31日に愛知・名古屋の星野書店 近鉄パッセ店、6月中旬から下旬に東京で開催される。
井浦新のコメント
バイトしながらバンドやってたギザギザの出逢った頃、あの時から料理してたっけね。見事にどちらも続けてる。愛に溢れた鬼弁に凄まじさを感じるのは、ひとりのお父さんの懸けてきた人生そのものが、弁当箱の中に詰まってるからなんだろぉな。これからもエアー早弁して楽しませてもらうよ。
TAKUMA(10-FEET)のコメント
出来過ぎず出来なさ過ぎず。でもとっても美味しそう。リアルと愛情しかない。バンドマンでお父さんTOSHI-LOWの手作りお弁当シリーズ。愛と二日酔いのお弁当御献立日誌。なんなんだよこれは。高過ぎないクオリティから全国のお父さん達を勇気づける反面“あんたもこれぐらい作んなさいよ”と怒られるお父さんも生み出す作品。全国の離婚率を下げ、そして上げる。つまり意味とか意義など特に無いのである。ただただ楽しい本なのである。
高山都のコメント
私にとってはロックスターで遠い存在なのに、日々のユーモアと愛がたっぷりのお弁当のおかげで、勝手に身近に、ひとりのお父さんとして、見ている日のほうが多い気がします。
濱口優(よゐこ)のコメント
鬼の形相で細部にこだわり詰め込んでる姿が目に浮かぶ出来のお弁当がズラリ並んでます!このお弁当からアーティストとは?を子供さんは自然に感じていくのでしょうか?
夏木マリのコメント
硬派な父さんが、弁当を作りはじめた
子ども達はしあわせを味わってるよおっ、
この頃、色が変わって来た
だって、
父さんは、大人になったから、、、もも(チャラン・ポ・ランタン)のコメント
いやどう考えても完全にコワイ鬼ぃさんの作ったものとは思えない、カラフルで見てるだけで楽しいお弁当たち。あのTOSHI-LOWさんがニコニコしながら作ってると思うとちょっとゾッとするし、真顔で作ってたとしてもジワジワくるし……(笑)
横山健(Ken Yokoyama、Hi-Standard)のコメント
オレがトシくんの弁当の話で一番のお気に入りは「酔っ払って作ったから味付けがめちゃ濃くなった」話。そりゃ居酒屋の味付けになるよね。そういう親父の背中を見て、二人の息子達も、愛情は深いけどなにかが致命的に欠落した人間に育っていくんだなぁと思うと胸熱だよ。
渡辺俊美(TOKYO No.1 SOUL SET、THE ZOOT16)のコメント
お弁当を作っているミュージシャンのなかで「僕が一番CDが売れてる」って自分で言ってたんですけど、これで超えられますね(笑)。僕のなかでは池波正太郎以来となる新「男の作法」。男の人全員読んでほしい。文章も含めて、素晴らしいひとつの物語と言うか、小説を読んだ気がしました。情景が浮かぶ。それと僕もいつも言ってるんですけど、食べた息子がえらい!
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