展覧会『名和晃平 Foam』が、8月25日まで石川・金沢21世紀美術館で開催されている。
透明なガラスビーズやプリズムシートなどの素材を用いた彫刻作品を発表してきた名和晃平。1月までフランス・パリのルーヴル美術館ピラミッド内に巨大彫刻作品『Throne』が展示されていた。
『名和晃平 Foam』展では、次々と湧き出る小さな泡が次第に寄り集まって泡の集合体「フォーム」として形成されていく様子を表現したという泡と光のインスタレーション作品『Foam』を展示。『あいちトリエンナーレ2013』で公開された同作の最新バージョンとなる。
名和晃平のコメント
液体のわずかな振幅と共に、次々と終わりなく湧き出る「Foam」。小さな泡は、次第に寄り集まって液面を覆い尽くし、泡の集合体(フォーム)として、有機的な構造を自律的に形成する。立ち上がったボリュームは、飽和し、膨らみ続け、時に萎えて地面に落ちる。
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『名和晃平 Foam』
2019年4月27日(土)~8月25日(日) 会場:石川県 金沢21世紀美術館 展示室13 時間:10:00~18:00(金、土曜は20:00まで) 休場日:月曜(4月29日、5月6日、7月15日、8月12日は開場)、5月7日、7月16日 料金:無料