根本宗子のミュージカル『PARCOプロデュース「プレイハウス」』の男性主演キャストが発表された。
同公演は、自身の劇団・月刊「根本宗子」の旗揚げから10周年を迎える根本宗子が作・演出を手掛けるパルコとの初タッグ作。引っ込み思案だった風俗嬢・ミキと、幼少期から人からちやほやされることしか経験せずに育った歌舞伎町一のホスト・一ノ瀬聖夜の人生が歌舞伎町で交差する時、ミキは人生最大の嘘をつくことになる、というあらすじだ。舞台初出演となる主演のGANG PARADEは全員、風俗嬢役を演じるほか、劇中ではGANG PARADEの楽曲が使用されるという。
今回発表されたのは磯村勇斗。ミュージカル初出演となる磯村はカリスマホスト役を演じる。さらに栗原類、鳥越裕貴、富川一人(はえぎわ)、ブルー&スカイ、猫背椿(大人計画)の出演も判明。チケットの一般販売は6月22日10:00からスタートする。
GANG PARADEは「初めての舞台作品に挑戦します。しかも私たちの楽曲を使ったミュージカルということで、今はまだ想像もつかないのですが、とにかく楽しみです! 根本さんの舞台は圧倒的な台詞の力と、思いもよらない展開が面白く、私たちがちゃんとその中に入っていけるのか不安もありますが、根本さんや演技経験豊富な出演者の皆さんに教えていただきながら、全力で頑張ります」とコメント。
磯村は「自分にとっては初となる根本宗子さん脚本・演出のオリジナルミュージカル。しかもお相手は個性豊かなGANG PARADEのみなさん。想像もつかないステージで、今から胸踊る気持ちでいっぱいです」、根本は「P.S.ギャンパレの皆さんには、全員、風俗嬢を演じていただきます。ファンの皆様、先に謝っておきます、ごめんなさい」とそれぞれ述べている。
GANG PARADEのコメント
初めての舞台作品に挑戦します。しかも私たちの楽曲を使ったミュージカルということで、今はまだ想像もつかないのですが、とにかく楽しみです! 根本さんの舞台は圧倒的な台詞の力と、思いもよらない展開が面白く、私たちがちゃんとその中に入っていけるのか不安もありますが、根本さんや演技経験豊富な出演者の皆さんに教えていただきながら、全力で頑張ります。
いつもとは違う曲のアレンジや振付、そしてお芝居で、ライブとはまた違う私たちを見てもらえると思います。
私たちの初舞台を劇場で見届けていただけたら嬉しいです。磯村勇斗のコメント
自分にとっては初となる根本宗子さん脚本・演出のオリジナルミュージカル。しかもお相手は個性豊かなGANG PARADEのみなさん。想像もつかないステージで、今から胸踊る気持ちでいっぱいです。ですが、新たな挑戦の場でもあると感じています。彼女たちとの共演でどんな化学反応が起きるのか新たに創り出される世界に、好奇心の血が波打っています。これから稽古に入りますが、皆様にこの溢れる想いが届くようぶつかって参ります。
根本宗子のコメント
今回初パルコ・プロデュースで夏にお祭りのような企画をというお話をいただいて、何がやりたいかと考えた時にまず浮かんだのが、私が以前からファンで追いかけていた「GANG PARADE」の楽曲でミュージカルをやりたい!でした。ギャンパレは楽曲の良さはもちろんのこと、メンバーの入れ替えなどグループ自体が持っているドラマやパフォーマンスのエモーショナルさが魅力だと思います。彼女たちのエモさと私が書く世界観のエモさが重なって、今までにない作品が生まれるのではないかとワクワクしています。
出演には主演の磯村さんをはじめ、舞台・映像で活躍する、いつかご一緒したいと思っていた方たちが集まってくれました。演劇としては初舞台のギャンパレを俳優としてお迎えし普段合わさることがない、演技経験豊富かつ個性的なキャストが一緒になることで何が起こるのかも楽しみにしていただけたらと思います。
演劇を普段あまり観ない方、ギャンパレファンの皆さんも、演劇ファンの皆さんも、また、エンターテイメントに携わる皆さんも、アイドルと演劇の組み合わせでこんなことができるんだというのを観に来てください。
きっと全く新しい芸術が皆さんの中の感じたことのない快楽の扉を開くことになると思います。P.S.ギャンパレの皆さんには、全員、風俗嬢を演じていただきます。ファンの皆様、先に謝っておきます、ごめんなさい。
- イベント情報
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『PARCOプロデュース「プレイハウス」』
作・演出:根本宗子 出演: GANG PARADE 磯村勇斗 栗原類 鳥越裕貴 富川一人 ブルー&スカイ 猫背椿 東京公演 2019年8月25日(日)~9月1日(日)全11公演 会場:東京都 池袋 東京芸術劇場 プレイハウス 料金:8,500円 大阪公演 2019年9月28日(土) 会場:大阪府 森ノ宮ピロティホール関連リンク
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CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?