Velladonが3月28日をもってVampilliaとVMOから脱退していたことが発表された。
1984年に生まれた作曲家、歌手、演奏家のVelladon。ガジェットマシン、ギター、ボーカル、ピアノ、コンピュータ、ユーロラックモジュラーシンセサイザー、ストリングスなど数々の楽器を駆使して、これまでにCMソングや映画のサウンドトラックを含む5千曲超を作曲してきたという。2008年には親友で詩人の三角みづ紀とのコラボ作品が青森・青森県立美術館での展覧会『寺山修司 劇場美術館:1935~2008』で展示された。
Velladonは本日5月16日に1stソロEP『Demons』を自身のレーベル「Gebacondor Rec」からデジタル配信。収録時間は50分となる。近日中に1stアルバム『Forbidden Colors』のリリースも予定。Velladonおよび『Forbidden Colors』のロゴはヴィンセント・ギャロ、イメージビジュアルとジャケットはそれゆけちゃんが手掛けた。これらのデザインを用いたアパレルグッズも販売予定。
Velladonは脱退の発表に際し「Vampillia、VMO両バンドともに、立ち上げから在籍してきましたが、その活動を通して出会えた全ての人や全ての出来事、風景に心から感謝しています。今までたくさんの応援をありがとうございました。私は、5/16、自分の誕生日にこの発表をすることにしました。私はこれからも音楽の冒険を続けます。両バンド、私共に違う道を歩むこととはなりますが、共々引き続き応援いただけましたら幸いです。愛を込めて」と述べている。
今後の活動については「脱退直後、4月から制作を始めた1stソロアルバム“Forbidden Colors”が先日、完成しました。マスタリングは、ジェイムス・プロトキン氏にお願いしました。ヴィンセント・ギャロさんと、それゆけちゃんのデザインで、素敵な装丁になっていて、三角みづ紀さんも素敵なコメントを綴ってくれたので、すべてあわせて楽しんで下さいね。また、2019年には何作かアルバムをレコーディングします。目を離さないで。ご期待ください」と語っている。
アルバムについて三角みづ紀は「曝けだして、裂け目ができて、あふれるものは暖かくて凶暴で。敬愛なるVelladonへ。君は誰よりも脈打っている」とコメント。