7月からテレビ東京系で放送されるドラマ『Iターン』に田中圭が出演するすることがわかった。
福澤徹三の同名小説を原作にした『Iターン』は、広告代理店に勤める45歳の営業マン狛江が、左遷先の阿修羅市でのミスをきっかけに2人のヤクザの組長の間で右往左往する様を描いた作品。毎話、究極の選択を迫られる狛江役をムロツヨシ、阿修羅市を牛耳る2人のヤクザの組長の1人である岩切組の組長・岩切猛役を古田新太が演じる。
田中圭が演じるのは、岩切組と対立する竜崎組の組長で頭脳派の竜崎剣司役。さらに岩切組の組員役として、狛江の教育係・桜井勇一役の毎熊克哉、強面だが人情に厚い西尾誠次役の塚原大助、感情がすぐ表に出る牛窪克弥役の菊池均也、声を出すことがほとんどない伊丹義三役の森羅万象の出演も発表された。
田中は「“ムロ節”を生で体感できておもしろかったのですが、ムロさん得意のアドリブをもう少し堪能したかったなと思います」、ムロは「田中圭くんと初めてお芝居したのですが、やっとだなという感覚があり、嬉しかったです。僕は“嫉妬”を誉め言葉として使うんですけど、彼は、嫉妬するくらいのお芝居の感覚を持っていると思います」とそれぞれコメント。
また古田は「圭ちゃんとはピストルの撃ち合いをして二人でぶっ飛ぶというシーンがありました。今まで共演してもそんなに絡むことがなかったので、同じ画角でピストルの撃ち合いをしたのが楽しかったです」と述べている。
田中圭のコメント
僕が演じる竜崎は、わかりやすい言葉で言うとインテリヤクザ。こういう役は久々だったのと、ムロツヨシさんや古田新太さん、他にも知っている人がいたので、楽しそうだなと思いました。
ムロさんとは、実は現場でお会いしたことがなかったので、お会いできてすごく嬉しかったです。
“ムロ節”を生で体感できておもしろかったのですが、ムロさん得意のアドリブをもう少し堪能したかったなと思います。作品自体はコメディ要素がすごく強い作品なんですけど、僕とムロさんのシーンは毎回僕が脅しているので(笑)。
新太さんは、こういう役を相当数やられているので、そんな新太さんに同じヤクザ役としてなんとか対峙できるように、気持ちの面では負けないよう意気込みを持って現場に臨みました。
脚本を読んだだけでも、完成を楽しくイメージできる作品だったので、きっとそれ以上に僕のイメージじゃ足りないところがおもしろく追加されて、笑ってもらえるんじゃないかなと思います。
主人公が、周りの人たちに強く言えずにどんどん巻き込まれていってしまう様子を、イライラするのか、おもしろおかしくみてくれるのか、それは皆さん次第ですが(笑)。そんな主人公をムロさんがきっとすごく愛せるようなキャラクターにしているので、みなさんで愛していただければなと思います。ムロツヨシのコメント
田中圭くんと初めてお芝居したのですが、やっとだなという感覚があり、嬉しかったです。
僕は“嫉妬”を誉め言葉として使うんですけど、彼は、嫉妬するくらいのお芝居の感覚を持っていると思います。間だったり、面構えだったり…。今回は、そんな彼にガンガンすごまれて“やられる”という役なので、この関係性ならではの「会話」というものを成立させたいし、それをしてくれる役者さんだということは間違いないです。古田新太のコメント
圭ちゃんとはピストルの撃ち合いをして二人でぶっ飛ぶというシーンがありました。
今まで共演してもそんなに絡むことがなかったので、同じ画角でピストルの撃ち合いをしたのが楽しかったです。
- 番組情報
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ドラマ24
2019年7月から毎週金曜24:12~テレビ東京系で放送
『Iターン』脚本・監督:内田英治 原作:福澤徹三『Iターン』(文春文庫刊) 出演: ムロツヨシ 古田新太 毎熊克哉 塚原大助 菊池均也 森羅万象 田中圭関連リンク
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?