トム・ヨークのニューアルバム『ANIMA』がリリースされることがわかった。
ソロ名義のスタジオ作品としては『The Eraser』『Tomorrow's Modern Boxes』に続く3枚目のアルバムとなる同作には、全9曲を収録。映像作家タリク・バリと共にAtoms For Peace『Amok』以降、展開しているオーディオビジュアル型のライブに端を発した制作プロセスを経て完成したとのこと。トム・ヨークは「このレコードの制作過程はライヴ・ショウから生まれた」とコメントしている。
全作曲をトム・ヨークが手掛け、Radioheadやトム・ヨークの作品に携わってきたナイジェル・ゴドリッチがプロデューサーを務めているほか、フィル・セルウェイ(Radiohead)、ジョーイ・ワロンカー(Atoms For Peace)が参加。発表とあわせてスタンリー・ドンウッドとドクター・チョックの鉛筆画を起用したアートワークが公開された。
アルバムは6月27日8:01に配信リリースされるほか、7月17日に日本盤CD、7月19日に輸入盤CDおよびアナログ盤が発売。日本盤CDは高音質のUHQCD仕様となり、歌詞対訳と解説書、3枚の限定アートカードが封入される。購入特典として、タワーレコードで缶バッチ、HMV、diskunion、TSUTAYA、そのほかの法人、BEATINK.COMではオリジナルステッカー、Amazon.co.jpではマグネットを先着でプレゼントする。
輸入アナログ盤には、2枚組ブラックヴァイナル盤と限定販売される2枚組オレンジヴァイナル盤を用意。ボーナストラックを追加収録した全10曲入りとなる。
さらに、6月27日16:00から『ANIMA』と題したワンリーラーの映像作品がNetflixで限定公開。ワンリーラーは12分未満の短編映画を意味する。映像作品『ANIMA』にはアルバムの収録曲3曲を使用。監督はポール・トーマス・アンダーソンが務めた。NetflixのオフィシャルYouTubeチャンネルではトレーラー映像が公開中だ。
なおトム・ヨークはTHOM YORKE TOMORROW'S MODERN BOXES名義で『FUJI ROCK FESTIVAL'19』に出演。7月26日に「WHITE STAGE」に登場する。
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