あいみょんが長井龍雪監督の新作アニメーション映画『空の青さを知る人よ』の主題歌を担当することがわかった。
10月11日から公開される同作は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』などの長井龍雪監督、脚本家の岡田麿里、キャラクターデザイン、総作画監督の田中将賀によるクリエイターチーム「超平和バスターズ」が再集結したオリジナル作品。17歳の相生あおい、13年前に事故で両親を失ったため親代わりとしてあおいと暮らす姉・あかね、あかねのかつての恋人で高校卒業後、東京に出て行ったきり音信不通になっていたギタリストの慎之介、13年前の過去からあおいの前に現れた18歳の慎之介・通称「しんの」の4角関係を描く。慎之介と「しんの」の声を吉沢亮、あかねの声を吉岡里帆が演じる。
あいみょんが歌う主題歌は、映画と同タイトルとなる“空の青さを知る人よ”。「楽曲制作の最初に映画のタイトルまるまる使った曲を作りたいという話をしていたので、作れたことを嬉しく思っています。作品に寄り添いつつも、自分らしさのある素敵な曲になったと思いますので映画も楽曲も楽しみにしてください!」とコメントを寄せている。
また川村元気プロデューサーは「脚本に書かれた台詞を見て、なぜだか“あいみょんの声”が聴こえたような気がした」とコメント。今回の発表とあわせて主題歌を使用した予告編と最新ビジュアルが公開された。
あいみょんのコメント
脚本を読ませていただいた時、しんのやあおいと同じく音楽をやっている身として共感できる部分や、青春の淡い痛さみたいなものが自分にもあったなと感じました。監督やスタッフの皆さんに曲を聞いていただいた時に、「この楽曲と寄り沿いながら映画を作っていきたい」と言ってくださり、映画づくりの一員として携われたことを、とてもありがたいなと思いました。楽曲制作の最初に映画のタイトルまるまる使った曲を作りたいという話をしていたので、作れたことを嬉しく思っています。作品に寄り添いつつも、自分らしさのある素敵な曲になったと思いますので映画も楽曲も楽しみにしてください!
川村元気プロデューサーのコメント
井の中の蛙、大海を知らず。されど、空の青さを知る。
脚本に書かれた台詞を見て、なぜだか“あいみょんの声”が聴こえたような気がした。
長井龍雪監督、岡田麿里さん、田中将賀さんにそのことを伝え、全員一致でお願いしようとなった。
劇中の登場人物が田舎町から上京したときに歌った曲として「空の青さを知る人よ」を書き下ろしてもらった。
上がってきた曲を聴いて驚いた。
キャラクターが乗り移ったかのような歌詞とメロディなのに、どこまでも“あいみょんの曲”だった。
情けなくて、嬉しくて、あたたかいけど、痛くて、忘れることができない想い。
そんな“ごちゃごちゃした気持ち”が詰まったこの歌が、映画を空高く舞いあげてくれる気がした。
- 作品情報
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『空の青さを知る人よ』
2019年10月11日(金)から全国東宝系で公開監督:長井龍雪 脚本:岡田磨里 原作:超平和バスターズ キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀 主題歌:あいみょん“空の青さを知る人よ” 声の出演: 吉沢亮 吉岡里帆 若山詩音 松平健 配給:東宝関連リンク
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Crossing??
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