書籍『なんにもなかった 戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦後編』が、7月中旬に刊行される。
同書は、『暮しの手帖』の創刊70周年を記念する『戦中・戦後の暮しの記録』シリーズの完結編。このシリーズは、2017年に『暮しの手帖』誌上で募集した戦時下の「庶民の日常の記憶」の中から選んだ体験記を書籍化したもの。
『なんにもなかった 戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦後編』は、2018年刊行の『戦中・戦後の暮しの記録 君と、これから生まれてくる君へ』、今年5月刊行の『戦争が立っていた 戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦中編』に続く第3弾で、シリーズの完結編となる。1945年8月15日の敗戦前後を生きた人々の体験記、全49編が収録されている。
装幀は佐々木暁、装画は早川桃代が手掛けている。帯文は千原ジュニアが担当。千原ジュニアはNHK『クローズアップ現代+』で放送され、『戦中・戦後の暮しの記録』を取り上げた企画『#あちこちのすずさん』に出演している。
なお同書に関連した講演会が、7月27日に長野・辰野町立辰野図書館で開催。同書の編集を担当した村上薫が講師を務める。
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