セルジオ・レオーネ監督の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』オリジナル版のメインビジュアルが公開された。
9月27日から公開される同作は、日本では『ウエスタン』の邦題で1969年に封切られた作品のオリジナル版。西部開拓期を舞台に、その地に嫁いできた元高級娼婦のジルが莫大な価値を秘めた土地の利権を巡って、冷酷な殺し屋、強盗団のボス、ハーモニカを奏でるガンマンらの熾烈な争いに巻き込まれていく様を描く。原案をベルナルド・ベルトルッチ、ダリオ・アルジェントが手掛け、音楽はエン二オ・モリコーネが担当している。日本初公開となるオリジナル版の上映時間は165分。なお今年はレオーネ監督の生誕90年、没後30年にあたる。
メインビジュアルは、2014年にアメリカのウェブサイト「Taste of Cinema」の「映画史上最も偉大なオープニング・シーン20」の1位に選出された同作のオープニングシーンから発案されたもの。美術監督カルロ・シーミが手掛けた停車場を舞台に、同じくシーミのデザインによるロングコートをまとった3人のガンマンと、チャールズ・ブロンソン演じる「ハーモニカ」が対峙する姿が写し出されている。
- 作品情報
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『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』オリジナル版
2019年9月27日(金)から丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国で順次公開監督:セルジオ・レオーネ 原案:セルジオ・レオーネ、ダリオ・アルジェント、ベルナルド・ベルトルッチ 脚本:セルジオ・レオーネ、セルジオ・ドナティ 音楽:エンニオ・モリコーネ 出演: クラウディア・カルディナーレ ヘンリー・フォンダ ジェイソン・ロバーズ チャールズ・ブロンソン ガブリエーレ・フェルツェッティ 上映時間:165分 配給:アーク・フィルムズ、boid、インターフィルム
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