矢口史靖の書籍『映画監督はサービス業です。矢口史靖のヘンテコ映画術』が8月9日に刊行。妻夫木聡と綾瀬はるかのコメントが公開された。
1993年に『裸足のピクニック』で劇場映画監督デビューし、これまでに『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『ハッピーフライト』などを発表している矢口史靖。8月16日から三吉彩花が主演を務めるミュージカルコメディー『ダンスウィズミー』が公開される。
同書では「すべては観客に楽しんでもらうため!」をモットーに、自らリサーチし、脚本を書き、絵コンテを切るという矢口監督のロングインタビューを実施。劇場映画の製作と並行してデビュー当時から続けている自主映画『ワンピース』シリーズについても言及しているという。また、鈴木卓爾と『ぴあフィルムフェスティバル』スタッフとの鼎談、佛田洋やミッキー吉野の寄稿、これまでの作品に出演したキャストのコメントに加えて、矢口監督が自ら描いた絵コンテや、撮影で使われた特撮用小道具などを掲載する。聞き手は野村正昭と関口裕子が務めた。
『ウォーターボーイズ』で主人公を演じた妻夫木聡は「矢口監督ほど映画に一途に恋をしている方を僕は他に知りません」、『ハッピーフライト』に出演した綾瀬はるかは、「いつも面白いことを考えている!」とコメントを寄せている。
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