映画『シャドウ(仮)』の製作が発表された。
『一人の息子』などの谷健二監督が手掛ける同作は、東京・渋谷を舞台に、地方から出てきたばかりのリク、連絡の取れなくなったリクの兄ヨウジ、リクと共にヨウジを捜すことになるリョウ、ヨウジの居所のキーマンとなる実業家リュウノスケの4人の交差する想いを描いた作品。キャスト陣には、田中理来(XOX)、公開中の映画『メランコリック』の主演・プロデューサーを務める皆川暢二、特撮ドラマ『特命戦隊ゴーバスターズ』などに出演の馬場良馬、映画初出演となる高岩遼(SANABAGUN.)が名を連ねる。
撮影は9月から渋谷でスタートし、来年に渋谷を中心に先行公開を行なった後、全国で順次公開。『MOOSIC LAB 2019』での特別上映や、Makuakeでのクラウドファンディングプロジェクトも予定されている。
谷健二監督のコメント
これまで短編・長編とキャリアを重ねていくうちに、一度初心にかえり、実験的に製作をと思い立ったときにMOOSIC LABのお話を伺いました。比較的若い監督が多い中、ベテランとまではいかないまでも多少経験のある身でのチャレンジとなります。舞台は渋谷、自身が上京してきたときの想いを投影しながら、若いキャスト・スタッフと新たな世界観を作れればと思います。よろしくお願いいたします。