絵画で「速度」を追求する作家・林香苗武の個展『速度の神』　新作群を発表

2019.08.14 Wed

林香苗武の個展『速度の神』が8月17日から東京・田端のWISH LESS galleryで開催される。

1991年生まれの林香苗武は武蔵野美術大学卒業後、2011年より「速度」を主題とした平面やインスタレーションの制作を行ない、2015年には未来派宣言を下地としたマニフェスト「速度主義宣言」を発表。2019年に約1か月にわたるイタリア未来派巡礼の旅を経て、自らの「速度主義」に区切りをつけ、現在は「速度の神」を創造するために制作中だという。

同展では、常に静止画面上での「速度」を追求してきた作家が、人間の動的な速度から神秘性を帯びたモチーフまでに焦点を当てた新作群を発表する。会期初日の8月17日にはオープニングレセプションを開催。詳細はWISH LESS galleryのオフィシャルサイトで確認しよう。