特集記事「クエンティン・タランティーノ――『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の映画史」が、『ユリイカ2019年9月号』に掲載されている。
新作映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が8月30日から公開されるクエンティン・タランティーノ監督。同作は1969年のロサンゼルスを舞台に、ハリウッド黄金時代の最後の瞬間を描く作品で、ハリウッドで栄光を取り戻そうとする落ち目のテレビ俳優リック・ダルトン役をレオナルド・ディカプリオ、長年ダルトンのスタントマンを務めているクリフ・ブース役をブラッド・ピット、当時人気の新人女優だったシャロン・テート役をマーゴット・ロビーが演じている。
特集記事にはタランティーノ監督のインタビュー「一九六九年のハリウッド――あるいは……失われた純真」をはじめ、ブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオの「最良の共演をめぐって」、蓮實重彦と入江哲朗の対談記事「『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は勝った負けたの話ではない――タランティーノと歴史性」、小林勇貴の「予想外を愛せ」などを収録。
寄稿者には若林ゆり、須藤健太郎、猿渡由紀、田村千穂、南波克行、河原大輔、飯岡詩朗、川本徹、渥美喜子、鷲谷花、北村紗衣、小野智恵、冨塚亮平、長濱一眞、石川義正、西田博至、伊藤弘了が名を連ねる。
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