上田慎一郎監督の新作映画『スペシャルアクターズ』の予告編が公開された。
同作は、「作家主義」と「俳優発掘」を理念として2013年に始動した松竹ブロードキャスティングの『オリジナル映画製作プロジェクト』の第7弾作品。脚本は、プロアマ問わず公募をかけ、書類選考を経て1500人の中から選出された15人のキャストに上田監督が当て書きした。あらすじは、極限まで緊張すると気絶してしまう売れない役者・和人が、数年ぶりに再会した弟から誘われた俳優事務所兼何でも屋の「スペシャル・アクターズ」で引き受けた、カルト集団・ムスビルから旅館を守ってほしいという依頼のために奮闘するというもの。公開は10月18日。
公開された予告編では、制服姿の少女が札束を差し出す姿をはじめ、「詐欺団体から旅館を守ってほしいんです」という言葉、ムスビルのもとに潜入した和人が気絶する様子や暗い部屋でテレビを見つめて現実逃避をする場面、羽交い絞めにされた男性が「全部おめえらのせいだ!」と叫ぶシーンなどが確認できる。
あわせて主題歌に“誰でもアクター”が起用されことを発表。作詞を鈴木伸宏、作曲を鈴木伸宏と伊藤翔磨、歌唱をキャスト全員が担当しており、予告編でも使用されている。
- 作品情報
-
『スペシャルアクターズ』
2019年10月18日(金)から新宿ピカデリーほか全国で公開監督・脚本・編集:上田慎一郎 音楽:鈴木伸宏 出演: 大澤数人 河野宏紀 富士たくや 北浦愛 上田耀介 清瀬やえこ 仁後亜由美 淡梨 三月達也 櫻井麻七 川口貴弘 南久松真奈 津上理奈 小川未祐 原野拓巳 広瀬圭祐 宮島三郎 山下一世 配給:松竹
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?