石田衣良の小説『池袋ウエストゲートパーク』シリーズのアニメ化が決定。2020年に放送される。
同シリーズは、東京・池袋を舞台に「トラブルシューター」のマコトがストリートギャング「Gボーイズ」を率いる「キング」のタカシらと共に街で起こる事件を解決するミステリー。1998年に第1作目となる『池袋ウエストゲートパーク』が刊行され、現時点で外伝を含めて全16作が発表されている。2000年に監督を堤幸彦、脚本を宮藤官九郎、主演を長瀬智也が務めた連続ドラマが放送。2017年には舞台が上演された。
アニメは『刀剣乱舞-花丸-』シリーズなどの動画工房が制作。原作者の石田衣良は「テレビドラマや舞台化もされた、このシリーズがアニメではどんな世界として創作されるのか。通常は扱われることのない社会的事件を、どう鋭くアニメで描き切れるのか。日本アニメの底力に期待しています」とコメントを寄せている。
なお原作のシリーズ最新刊となる『絶望スクール 池袋ウエストゲートパーク XV』が9月12日に刊行される。
石田衣良のコメント
リアルでカッコいい池袋を!
子どもの頃から、ぼくは数々の傑作アニメを観て育ってきました。今回『池袋ウエストゲートパーク』のテレビアニメ化が決定して、今からオンエアが楽しみでなりません。テレビドラマや舞台化もされた、このシリーズがアニメではどんな世界として創作されるのか。通常は扱われることのない社会的事件を、どう鋭くアニメで描き切れるのか。日本アニメの底力に期待しています。
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