映画『読まれなかった小説』が、11月29日から東京・新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開される。
『雪の轍』で『第67回カンヌ国際映画祭』パルムドールを受賞したヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督が手掛けた『読まれなかった小説』は、父と息子の軋轢と邂逅を描いた作品。大学を卒業してトロイ遺跡近くの故郷に戻り、処女小説を出版しようと奔走するシナンと、シナンの父で引退間際の教師イドリスを、誰にも読まれなかったシナンの書いた小説が繋ぐというあらすじだ。
英題は『The Wild Pear Tree』、原題は『Ahlat Agaci』。『第71回カンヌ国際映画祭』コンペティション部門に正式出品された。
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『読まれなかった小説』
2019年11月29日(金)から新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開監督・編集:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 脚本:アキン・アクス、エブル・ジェイラン、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン 音楽:ミルザ・タヒロヴィッチ 挿入曲:J・S・バッハ作曲、レオポルド・ストコフスキー編曲“パッサカリア ハ短調BWV582” 出演: アイドゥン・ドウ・デミルコル ムラト・ジェムジル ベンヌ・ユルドゥルムラー ハザール・エルグクル ほか 上映時間:189分 配給:ビターズ・エンド
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CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?