『STUDIO VOICE』アジア特集第3弾、中国SF『三体』作者や韓国文学にも注目

特集記事「We all have Art. 次代のアジアへ――明滅する芸術」が、9月20日刊行の雑誌『STUDIO VOICE vol.415』に掲載される。

前号の特集「Self-Fashioning from Asia - あらかじめ決められない流儀へ」、前々号の特集記事「Flood of Sounds from Asia いまアジアから生まれる音楽」に引き続き「アジア」にフォーカスした同特集。『STUDIO VOICE』による特集「アジア3部作」の第3弾で、様々な切り口から現代アジアの「いま」に迫った内容となる。

特集ではル・クレジオの未邦訳小説『ビトナ、ソウルの空の下』の抄録、中国のSF小説『三体』の作者・劉慈欣への自宅インタビュー、韓国の文学や現代詩と社会への関わりについて関係者たちにソウルで取材した記事を掲載。

加えて、『ドクメンタ』のアーティスティックディレクターに就任したインドネシアのアートコレクティブ「ruangrupa」らに注目した記事やタイ・パタニーにおけるアートシーンのルポルタージュ、フィリピンのアートクリエイティブ概況、空族とともにカンボジアとラオスの映画製作者たちを訪ねた企画、デモで揺れる香港社会における若手映画監督たち、台湾の舞台芸術や中国現代写真や独立出版、ベトナム・ホーチミンに勃興するビジュアルカルチャーなどにフォーカスする。

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