荒井良二の新作絵本『きょうのぼくはどこまでだってはしれるよ』が本日年9月5日に刊行された。
1956年に山形で生まれた絵本作家の荒井良二。1999年に『なぞなぞのたび』で『ボローニャ国際児童図書展』特別賞、2005年には日本人として初めて『アストリッド・リンドグレーン記念文学賞』を受賞したほか、箭内道彦、宮藤官九郎、沢則行らと共に、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた復興プロジェクト『しあわせはこぶ旅 モッコが復興を歩む東北からTOKYOへ』に参加している。
『きょうのぼくはどこまでだってはしれるよ』は、荒井にとって約3年ぶりのオリジナル絵本。9月14日まで東京・表参道のPinpoint Galleryで開催されている荒井の個展では、新作絵本をテーマにした約30点におよぶ描き下ろし作品や、『みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ』で展示されていたドローイング、立体、キャンバス作品が紹介されている。
9月28日からは石川・小松市立本陣記念美術館で展覧会『まるごと荒井良二』を開催。荒井によるライブペインティングやサイン会などを予定している。
さらに東京・HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEでは10月上旬までパネル展を開催中。12月には原宿の絵本カフェSEE MORE GLASSで『きょうのぼくはどこまでだってはしれるよ』のパネル展、荒井を招いたイベントが行なわれる予定だ。
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