LITEのアプリケーション「The Room」が本日9月20日から配信されている。
LITEのアンオフィシャルなコンテンツをシェアする「The Room」は、App Store、Google Playでリリース。「LITEだけのデジタルコンテンツのアートガレージ」をコンセプトに据え、制作途中の新曲や、アルバムのコンセプトから外れたためリリースされなかった未発表曲、デモ音源などを公開していく。利用料は月額980円で、一部のコンテンツは無料となっている。
現在は、未発表曲“Column”“S”に加え、アルバム『Multiple』収録曲“Ring”を武田信幸が歌うアナザーバージョン、『Multiple Tour』の東京・渋谷WWW X公演の模様を収めたライブ映像といったコンテンツが利用可能。今後は10月に行なわれる『Multiple US Tour』のライブストリーミング、すでに販売が終了しているマーチャンダイズが購入できるストアなどを予定しているとのこと。
アプリのリリースに際して武田は「ガレージに作品を展示してみんなに好きな時に見に来たり買いに来たりしてもらうイメージでつけました。これまでには無い新しい形の音楽の楽しみ方を提示していきますので、楽しんで貰えればと思います!」とコメントを寄せている。
武田信幸(LITE)のコメント
LITEは16年の活動の中で、6枚のアルバムを出し、色々な国でライブをしてきています。
しかし、これまでのバンドの活動方針は「リリースされた音源」「会場でのライブ体験」という、ある意味制限された中でファンとどう関わっていくか、という点に絞られてきたように思います。
一方で、LITEの16年の活動で生み出されてきた作品や音楽活動は世に出ているものだけではありません。・良い曲なのにアルバムコンセプトから外れるためリリースされなかった曲。
・様々な理由でデモ音源のままになっている曲。
・海外でのライブの空気感。こうした世に出ていない作品や活動も、大事なLITEの一部だと思っていますが、音源やライブなどの限定的な手法ではすべてのファンに届けることはできません。
発信方法が多様化する中で、LITEの活動全てを既存のフォーマットでなく、新しいフォーマットでファンともっと共有できたら、今以上にLITEを知ってもらえるし楽しんもらえるのではと考えるようになりました。そこで、LITEのアンオフィシャルなコンテンツをシェアできる独自アプリケーションを作りました。
これはファンクラブでもなく、オンラインサロンでもなく、その中間に位置する「LITEだけのデジタルコンテンツのアートガレージ」です。その名前は部屋を意味する「The Room」。
ガレージに作品を展示してみんなに好きな時に見に来たり買いに来たりしてもらうイメージでつけました。
これまでには無い新しい形の音楽の楽しみ方を提示していきますので、楽しんで貰えればと思います!