イベント『J-CULTURE FEST/にっぽん・和心・初詣』が、2020年1月2日と3日に東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催される。
2017年に初開催された『J-CULTURE FEST/にっぽん・和心・初詣』は、音楽や狂言、歌舞伎を通じて日本文化を体感することができるイベント。4回目となる今回は、『万葉集』を題材とした『万葉集 meets ミュージカル 令和にそよぐ風~若き歌詠みの物語~』や『野村萬斎 新春江戸前狂言』といったオリジナル公演を上演するほか、「初夢」をコンセプトにしたプログラムを展開する『正月テーマパーク』、蹴鞠や騎射、打毬、相撲節会を再現したジオラマなどを展示する「ロビーギャラリー」などがラインナップしている。
『万葉集 meets ミュージカル 令和にそよぐ風~若き歌詠みの物語~』には、山本耕史、ミュージカル初挑戦となる市川染五郎、演出・振付を手掛ける尾上菊之丞、新納慎也、夢咲ねねが出演。脚本は戸部和久、音楽・ピアノは大貫祐一郎が担当する。チケット一般販売は10月12日からスタート。
『野村萬斎 新春江戸前狂言』では、野村萬斎による新年の挨拶、演目の解説、小舞に続いて、野村裕基、野村太一郎らが定番プログラムを披露。チケット一般販売は10月12日からスタートする。詳細は『J-CULTURE FEST/にっぽん・和心・初詣』のオフィシャルサイトで確認しよう。
山本耕史のコメント
万葉集を題材にした音楽劇で、脚本戸部和久さん、演出尾上菊之丞さんと歌舞伎界の方の作品なのですが、ミュージカルの要素を融合すると伺い、どんな作品になるか興味があって出演させて頂くこととなりました。正直まだ全くわからないのですが、市川染五郎君を僕が万葉集の世界に導く、人知を超えた存在という役なので、自分のこれまでの舞台経験そのものが求められていると思っています。
また、衣裳が当時の技法をできるだけ再現した本物の装束衣裳なので、それもお客様には楽しんでもらえるのではないでしょうか。
邦楽と洋楽、ミュージカルナンバーも予定していますし、歌も芝居も日本舞踊も歌舞伎もあり、気軽に楽しめる2日間だけの特別な公演なので、ぜひ令和初のお正月は東京国際フォーラムにお越し下さい。
市川染五郎のコメント
和歌の歌詠みを志す青年を演じさせて頂きます。万葉集の世界に迷い込むという幻想的な設定ですが、あまり古代を意識せず、歌に詠まれた人々の喜怒哀楽を現代に通じるものとして演じたいと思います。
山本耕史さん、新納慎也さん、夢咲ねねさんと、普段ご一緒することがないミュージカル界で活躍する先輩方との共演で、少し緊張しているのですが、演出の尾上菊之丞先生に全てお任せし、令和最初のお正月の公演が、明るく清々しい舞台になればいいな、と思っています。
尾上菊之丞のコメント
令和の御代が幕を明けて初めて迎えるお正月に、新たな音楽劇を創造するチャンスを与えられたことに感謝と喜びを感じます。ストレートプレイからミュージカル、歌舞伎と日本舞踊という彩り豊かな出演者の皆さんと共に、万葉集の世界に挑みます。歌に語り、舞踊などの身体表現、邦楽に洋楽と伝統的な装束を合わせ、万葉のこころ、日本の美しさを皆様にお伝えしたいと思っています。それぞれの世界でトップランナーとして活躍する皆が結集して、どのような化学反応が起きるのか、楽しみでなりません。
- イベント情報
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『J-CULTURE FEST/にっぽん・和心・初詣』
2020年1月2日(木)、1月3日(金) 会場:東京都 有楽町 東京国際フォーラム ※ロビーギャラリーの展示は1月15日まで『万葉集 meets ミュージカル 令和にそよぐ風~若き歌詠みの物語~』 2020年1月2日(木)、1月3日(金)全3公演 会場:東京都 有楽町 東京国際フォーラム ホールB7 演出・振付:尾上菊之丞 脚本:戸部和久 音楽・ピアノ:大貫祐一郎 出演: 山本耕史 市川染五郎 尾上菊之丞 新納慎也 夢咲ねね 料金:6,000円 ※未就学児入場不可 『野村萬斎 新春江戸前狂言』 2020年1月2日(木)、1月3日(金)全4公演 会場:東京都 有楽町 東京国際フォーラム ホールB5 出演: 野村萬斎 野村裕基 野村太一郎 ほか 料金:4,000円 ※未就学児入場不可関連リンク
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