爪切男原作の『死にたい夜にかぎって』が実写ドラマ化。2020年初春から放送される。
『死にたい夜にかぎって』は、『夫のちんぽが入らない』のこだまらからなるユニット「A4しんちゃん」でも活動する爪切男が、ウェブサイト「日刊SPA!」で連載していたエッセイ『タクシー×ハンター』から「恋愛エピソード」を中心に加筆修正を加えて再構築したもの。幼くして母に捨てられた男が、出会い系サイトに生きる車椅子の女性、カルト宗教を信仰する女性、新宿で唾を売って生計を立てる女性など、様々な女性たちとの出会いを通じて、少しずつ笑顔を取り戻していくというあらすじだ。出演者などの詳細は後日発表。
爪切男は「この作品を発売してから、夢のようなことが次々と起き、壮大なドッキリがずっと続いているような気分です。今回の映像化の話も嘘だと思っています。本当に映像化されたら、私はもう一度人を信じることができるかもしれません」とコメント。
今月中旬にはドラマ化を記念して『死にたい夜にかぎって』の文庫版が刊行。アイナ・ジ・エンド(BiSH)による解説文、単行本の表紙イラストを手掛けたポテチ光秀による4コマ漫画、爪切男によるあとがきが収録される。
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『死にたい夜にかぎって』
2020年初春放送 原作:爪切男