松本穂香が銭湯の開店準備 映画『わたしは光をにぎっている』本編映像公開

映画『わたしは光をにぎっている』の本編映像が公開された。

11月15日公開の『わたしは光をにぎっている』は、『走れ、絶望に追いつかれない速さで』『四月の永い夢』などの監督作を発表している中川龍太郎監督による新作。両親を早くに亡くして長野・野尻湖の畔の民宿を祖母と切り盛りしていた20歳の宮川澪が、祖母の入院をきっかけに父の親友だった京介を頼って上京し、彼が経営する銭湯の仕事を手伝うようになるが、東京での日々が少しずつ楽しくなってきた矢先に区画整理で銭湯が閉店する運命にあることを知り、ある決断をする、というあらすじだ。宮川澪役に松本穂香がキャスティングされている。主題歌はカネコアヤノ“光の方へ”。

公開された本編映像は、澪が銭湯の開店準備をこなしていく様子を捉えたもの。浴槽に張られたお湯を手で掬うシーンについて中川監督は松本に「お湯を慈しむように」と演出をしたという。同シーンは浴槽の底に鏡を入れて、上から当てた光を反射させて生み出されたとのこと。

作品情報

『わたしは光をにぎっている』

2019年11月15日(金)から新宿武蔵野館ほか全国で公開
監督:中川龍太郎 脚本:末木はるみ、中川龍太郎、佐近圭太郎 脚本協力:石井将、角屋拓海 主題歌:カネコアヤノ“光の方へ” 出演: 松本穂香 渡辺大知 徳永えり 吉村界人 光石研 樫山文枝 配給:ファントム・フィルム
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