KenKenがDragon Ashのサポート活動を終了することが発表された。
Dragon Ashは2012年にオリジナルメンバーであるIKUZONE(Ba)が急逝。KenKenは約8年間にわたってサポートベーシストとして活動してきたが、今年7月に大麻取締法違反容疑で逮捕された。
Dragon Ashのオフィシャルサイトでは、本日11月18日に「Dragon Ashよりご報告」と題した記事を公開。「IKUZONE(Bass)の急逝というバンド最大の危機をKenKenは救ってくれました」と感謝を述べた上で、「この度の事態を受け、KenKen本人から、今後のバンド活動において袂を分かちたいとの申し出がありました」「今後、完全な更生を果たされ、本人の望む方向に復帰されることをお祈りしています」と述べている。
KenKenは本日11月18日に自身のオフィシャルTwitterを更新。「保釈後にメンバーにお詫びと今後の活動についての話し合いの機会を頂き、その場で、これ以上バンド及びメンバーに迷惑をかけることはできないので、サポートを終了させていただきたい旨申し入れをしました」と経緯を説明しているほか、「Dragon Ashでの時間はとても貴重で、素晴らしい時間を過ごさせていただいたと深く感謝し、改めて反省しております」「私が言える立場でないことは十分に承知していますが、Dragon Ashが今後も素晴らしい音楽を紡ぎ出していってくれることを心から願っています」と思いを明かしている。
Dragon Ashのコメント
Dragon Ashよりご報告
日頃からDragon Ashを応援してくださっているファンの皆様、様々な面からサポートをしてくださっている関係者の皆様へ。
Dragon Ashの今後の活動におきまして、KenKenと別々の道を歩むことに決めました。
2011年、バンドのオリジナルメンバーであるIKUZONE(Bass)の急逝というバンド最大の危機をKenKenは救ってくれました。
以降、ライブだけではなくレコーディングやプロモーションにいたるまで、サポートメンバーの枠を超え、活動を共にしてまいりました。しかし、この度の事態を受け、KenKen本人から、今後のバンド活動において袂を分かちたいとの申し出がありました。
全てを裏切ることになる、この度の様な事態は絶対にあってはならないことです。
メンバーそれぞれに様々な思いもありましたが、Dragon Ashと、Dragon Ashを応援してくださるファンそして関係者の皆様を第一に考え、この様な結論に至りました。Dragon Ashはこれからも、皆様に誠心誠意、音楽を届け続ける所存です。
最後に、KenKenには8年間の活動を支えてくれたことにあらためて感謝するとともに、今後、完全な更生を果たされ、本人の望む方向に復帰されることをお祈りしています。
2019年11月18日
Dragon Ashメンバー 一同
株式会社イノベーター