アニメーション映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の新たな場面カットが公開された。
12月20日から公開される同作はこうの史代原作、片渕須直監督のアニメーション映画『この世界の片隅に』に、昭和19年秋から昭和20年春にかけてのエピソードを中心とした約30分間の新規映像を追加した新バージョン。監督を片渕須直、主人公・すずの声をのん、音楽をコトリンゴが続投する。
場面カットは、作中で描かれる四季を捉えたもの。すず、その夫・周作ら北條家の一家が花見をした春、すずと周作の姪・晴美が小松菜の種を植えた初夏、いわし雲に赤とんぼが飛ぶ秋、九州出身のテルとすずが出会う昭和20年の冬の様子などが描かれている。
- 作品情報
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『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
2019年12月20日(金)からテアトル新宿、ユーロスペースほか全国公開監督・脚本:片渕須直 原作:こうの史代『この世界の片隅に』(双葉社) 音楽:コトリンゴ 声の出演: のん 細谷佳正 稲葉菜月 尾身美詞 小野大輔 潘めぐみ 岩井七世 牛山茂 新谷真弓 花澤香菜 澁谷天外 配給:東京テアトル関連リンク
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