舞台芸術のイベント『TPAM – 国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2020』が、2020年2月8日から神奈川と東京の複数会場で開催される。
1995年に『芸術見本市』として東京で開始され、24回目を迎える『TPAM – 国際舞台芸術ミーティング in 横浜』。今回はダンスと身体表現にフォーカスし、世界の舞台芸術の動向を伝える公演プログラム『TPAMディレクション』、国内外の舞台芸術関係者が集まる交流プログラム『TPAMエクスチェンジ』、日本のアーティストが参加する公募プログラム『TPAMフリンジ』で構成する。
『TPAMディレクション』にはリー・レンシンが「儀式」としてのダンスを試みる『セクション19 – 地域でのダンス儀式』をはじめ、捨てられた弁当の具が放浪する様を描く劇団態変の『箱庭弁当』、タナポン・ウィルンハグンと日本人ダンサーによる『退避』、中間アヤカによる約4時間のソロパフォーマンス『フリーウェイ・ダンス』、ピチェ・クランチェンがタイ古典舞踊「60番」の理念を追求する『No. 60』、fieldworks/ハイネ・アヴダル&篠崎由紀子+サラ・ヤンセンによる『unwritten conversation』、世界初演となる毛魚&アキラ・ザ・ハスラー/捩子ぴじんによる作品など11のプログラムがラインナップ。ディレクターはジューン・タン、小倉由佳子、ヘリー・ミナルティ、横堀ふみ、コ・ジュヨンが務める。
『TPAMエクスチェンジ』では『TPAM』アドバイザーの平田オリザの新たな取り組みを紹介するほか、横浜のアートと地域の関わりについて考える『アートサイトラウンジ』、参加者が自らテーマを提案する『グループ・ミーティング』、国内外のイベントディレクターや劇場プログラム担当者が参加する予約制ミーティング『スピード・ネットワーキング』といった交流プログラムを実施する。
また『TPAMフリンジ』には、ロロ、青年団、SCOOLセレクション2020(福井裕孝、荒木優光)、STスポットセレクション vol.3(ヌトミック、岡田智代×大谷能生)、伊藤キム、劇団かかし座、共生共創事業(OiBokkeShi、インテグレイテッド・ダンス・カンパニー響-Kyo)、劇団鳥獣戯画、庭劇団ペニノ、さんぴんらが参加予定。
イベントは一部のプログラムを除いて一般来場者の鑑賞、参加が可能。『TPAMディレクション』の一部公演のチケットは1月11日から販売される。詳細は『国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2020』のオフィシャルサイトで確認しよう。
- イベント情報
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『国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2020』
2020年2月8日(土)~2月16日(日) 会場:神奈川県 横浜 KAAT神奈川芸術劇場、Kosha33、横浜市開港記念会館、横浜ボートシアター、クリフサイド、関内新井ホール、横浜赤レンガ倉庫1号館、Amazon Clubほか