東海テレビドキュメンタリー劇場新作『さよならテレビ』予告編、特集上映も

映画『さよならテレビ』の予告編が発表。映画の公開に先立ち、特集上映『東海テレビドキュメンタリーのお歳暮』が開催されることがわかった。

「東海テレビドキュメンタリー劇場」シリーズの第12弾作品となる同作は、昨年9月に開局60周年記念番組として東海地方限定で放送された『さよならテレビ』に新たなシーンを加え、110分の映画として公開するもの。テレビを持たない若者も珍しくなく、「マスゴミ」などと揶揄されるようになって久しい、現在のテレビを巡る状況を背景に、『ホームレス理事長 -退学球児再生計画-』『ヤクザと憲法』のクルーが自社の報道部にカメラを入れて制作した。監督は『ヤクザと憲法』の圡方宏史。プロデューサーは『ヤクザと憲法』をはじめ、『人生フルーツ』『眠る村』など手掛けた阿武野勝彦が務めている。

予告編では、圡方監督が東海テレビの報道部内に密着取材を行なう様子が映し出され、番組を成立させる責任に思い悩むディレクターの姿や、キャスターに「リスクを取らずに表現することって難しくねえかって話」と投げかける場面などが確認できる。

また、「東海テレビドキュメンタリー劇場」シリーズ11作品に、光市母子殺害事件の弁護団を追った『光と影』などの司法シリーズ4作を加えた全15作を上映する特集上映『東海テレビドキュメンタリーのお歳暮』が、12月14日から東京・ポレポレ東中野で、12月21日から愛知・名古屋シネマテークで開催。上映される15作品は全てDVD化の予定はないという。上映スケジュールなどの詳細は『さよならテレビ』のオフィシャルサイトをチェックしよう。

作品情報

『さよならテレビ』

2020年1月2日(木)からポレポレ東中野、名古屋シネマテークほか全国で順次公開
監督:圡方宏史 音楽:和田貴史 上映時間:110分 配給:東海テレビ放送 配給協力:東風
イベント情報

『東海テレビドキュメンタリーのお歳暮』

2019年12月14日(土)~12月28日(土) 会場:東京都 ポレポレ東中野 2019年12月21日(土)~12月30日(月)(12月25日は休映) 会場:愛知県 名古屋シネマテーク ※名古屋シネマテークはポレポレ東中野とは異なる上映作品
上映作品: 「東海テレビドキュメンタリー劇場」シリーズ作品 『平成ジレンマ』(監督:齊藤潤一) 『青空どろぼう』(監督:阿武野勝彦、鈴木祐司) 『死刑弁護人』(監督:齊藤潤一) 『長良川ド根性』(監督:阿武野勝彦、片本武志) 『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』(監督:齊藤潤一) 『ホームレス理事長 退学球児再生計画』(監督:圡方宏史) 『神宮希林』(監督:伏原健之) 『ヤクザと憲法』(監督:圡方宏史) 『ふたりの死刑囚』(監督:鎌田麗香) 『人生フルーツ』(監督:伏原健之) 『眠る村』(監督:齊藤潤一) 「司法シリーズ」作品 『光と影〜光市母子殺害事件 弁護団の300日〜』(ディレクター:齊藤潤一) 『罪と罰 娘を奪われた母 弟を失った兄 息子を殺された父』(ディレクター:齊藤潤一) 『裁判長のお弁当』(ディレクター:齊藤潤一) 『検事のふろしき』(ディレクター:齊藤潤一)
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