映画『プラド美術館 驚異のコレクション』が、4月10日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷のBunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国で順次公開される。
スペイン・マドリードのプラド美術館の開館200周年記念作品となる同作は、かつてのスペイン王国の王族が「知識ではなく心で選んだ」という約8700点の作品が収蔵されるプラド美術館に密着したドキュメンタリー。カメラで接写したディエゴ・ベラスケス、フランシスコ・デ・ゴヤ、エル・グレコらの作品をはじめ、ミゲル・ファロミール館長や学芸員が紹介するヒエロニムス・ボス『快楽の園』、クララ・ピーターズの静物画、収蔵品を保存、修復、研究するスタッフの作業風景、新たなプロジェクトに参加する建築家ノーマン・フォスターの声を通して美術館の魅力に迫る。原題は『THE PRADO MUSEUM. A COLLECTION OF WONDERS』。
ナビゲーターを務めるのは『第63回アカデミー賞』主演男優賞を受賞したジェレミー・アイアンズ。監督をヴァレリア・パリシが務めたほか、サビーナ・フェデーリと共に脚本を手掛けている。
- 作品情報
-
『プラド美術館 驚異のコレクション』
2020年4月10日(金)からヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、新宿シネマカリテほか全国で順次公開監督:ヴァレリア・パリシ 脚本:ヴァレリア・パリシ、サビーナ・フェデーリ 出演:ジェレミー・アイアンズ 上映時間:92分 配給:東京テアトル株式会社
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?