実写映画版『思い、思われ、ふり、ふられ』の「動き出すポスター」が公開された。
8月14日公開の『思い、思われ、ふり、ふられ』は、咲坂伊緒の同名漫画が原作。同じマンションに住み同じ学校に通う高校1年生の朱里、由奈、朱里の義理の弟・理央、由奈の幼なじみ・和臣のすれ違う恋を描く。朱里役に浜辺美波、由奈役に福本莉子、理央役に北村匠海、和臣役に赤楚衛二がキャスティング。5月29日にはアニメーション映画版が公開される。
「動き出すポスター」には、朱里、由奈、朱里、理央が床に寝そべって空を見上げる様子や、「青春が、動き出す。」というコピーと共に4人がそれぞれ動き出す場面、「恋、それぞれの結末へ。」というコピーなどが確認できる。個別キャラクター編も制作されており、12月13日から東京・新宿ピカデリー、兵庫・OSシネマズ神戸ハーバーランドほかで順次展開予定。
「動き出すポスター」は「映像が一番の武器である映画は、何故いつまで静止画のポスターなのか」という疑問から企画がスタート。三木孝浩監督のディレクションのもと、ポスターやスマートフォンの画角にあわせて縦型で新規撮影された。今回の発表とあわせて浜辺美波と福本莉子のインタビュー映像も公開。
浜辺美波のコメント
“動き出すポスター”を作りますと聞いても、撮影時はどんな風になるのか正直想像がつかなかったので、今日完成したものを見て、やっと分かりました。一見綺麗なポスターのようだけど、表情やシーンが映像として移り変わっていくのが見ていてすごく楽しくて面白いです。
福本莉子のコメント
30秒の短い映像を作り上げるために、何度も何度もアングルを変えながら何時間も撮影していたので大変でしたが、今日劇場で流れているものを実際に見られて嬉しかったです。
三木監督がすごく素敵に撮ってくださったので、ループされるのが心地よく、ずっと見ていられますね。三木孝浩監督のコメント
思春期のキャラクター達の想いは一所に留まることなく常にたゆたうように動き続ける。
そんな本作の空気感を静止画ではなくこの“動き出すポスター”で表現出来たらと思って創りました。
四者四様の想いの矢印のすれ違いにドキドキしつつ、本編に期待していただけたら嬉しいです!
- 作品情報
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実写映画版『思い、思われ、ふり、ふられ』
2020年8月14日(金)から公開監督:三木孝浩 脚本:米内山陽子、三木孝浩 原作:咲坂伊緒『思い、思われ、ふり、ふられ』(集英社) 出演: 浜辺美波 北村匠海 福本莉子 赤楚衛二
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?