ブリヂストンのウェブ動画「パラアスリート歌絵巻『風の谷真海』篇」が、本日12月13日から公開されている。
困難を乗り越えて夢に挑戦し続ける人を支えるという思いを表現した「CHASE YOUR DREAM」をテーマに、パラアスリートたちがこれまで歩んできた道のりを現代版歌絵巻として描く「パラアスリート歌絵巻」シリーズ。
シリーズ第1弾となる「『風の谷真海』篇」は、骨肉腫のため右足膝下を失い義足となるも、走幅跳でパラリンピックに3大会連続で出場、2016年にパラトライアスロンに転向した谷真海の実体験に基づいたもの。オーストラリアを拠点に活動するアーティストであるアンドリュー・アーチャーが担当した浮世絵風のイラストと、向井秀徳(NUMBER GIRL、ZAZEN BOYS)が手掛けたオリジナル楽曲によって、風を切って走る谷を表現している。
アニメーションは約4千枚のイラストを楽曲のストーリーに合わせて1枚1枚コマ撮りで撮影し、繋ぎ合わせるという方法で制作されたという。
谷真海のコメント
「『風の谷真海』篇」動画を見て
すごく新しいなって感じました。これまでパラスポーツを見たことがなかった人たちにも興味をもってもらえると思います。
自分をイラストで描いてもらうことも初めてでしたが、浮世絵っぽいのが面白いですね。学生時代の細かいエピソードまで入った歌詞も、手の込んだ撮影も、想像以上のクオリティで驚きました。腕のナンバーも私の誕生日なのがすごく嬉しかったです。
子どもには「ママこんなに足早くない」と、言われてしまいましたが、とてもかっこいい動画になったので、ママの凄さを感じてほしいと思っています。通り名をつけられるのは初めてですけど、颯爽と走る感じがあって気に入りました。夢に向かって挑戦すること(CHASE YOUR DREAM)とは?
自分の中で、夢や目標のない人生はつまらないものだと思っていて、常に何かにチャレンジして感動や成長を感じながら生きたいと思っています。
病気をして命と向き合ったからこそ、命を輝かせたいという思いがあって、人生の中で悔いを残したくないです。だから、日々を前向きに生きていけると思っています。
招致活動から始まった私の挑戦も、来年の東京2020パラリンピックでいったんゴールを迎えます。どんな形で終わってもやり切ったと思えるように挑戦していきたいです。