佐藤翠の個展『Diaphanous petals』が、4月5日まで神奈川・箱根のポーラ美術館 アトリウム ギャラリーで開催される。
1984年生まれの佐藤翠は、服や靴が並ぶクローゼット、四季折々の花と果物などを油彩やアクリルで描くアーティスト。2017年から2018年にかけてポーラ美術振興財団在外研修員としてフランスに滞在した。
同展は、ポーラ美術振興財団が助成してきた若手芸術家たちを紹介する「HIRAKU Project」の第10回。縦1.94メートル、横2.59メートルの『Diaphanous pink window I』を含む大型作品3点と、花やカーペットをモティーフとした小型作品3点の計6点の新作を展示する。『Diaphanous pink window I』では、自然光が差し込むポーラ美術館の展示空間にインスパイアされたという佐藤が、従来の「クローゼットシリーズ」から一転し、柔らかな光の表現を試みている。
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佐藤翠個展
2019年12月15日(日)~2020年4月5日(日) 会場:神奈川県 箱根 ポーラ美術館 アトリウム ギャラリー 時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで) 料金:入館料 一般1,800円 65歳以上1,600円 高校・大学生1,300円 小・中学生700円
『Diaphanous petals』