書籍『新装版 柴田元幸ハイブ・リット』が、本日12月17日に刊行された。
「ハイブ・リット」シリーズは、「hybrid」と「literature」の合成語であり、朗読音声・原文・翻訳を1冊にまとめたシリーズ。海外文学を楽しみながら英語に親しむことができるということだ。『柴田元幸ハイブ・リット』では、柴田元幸が選んだ短篇小説の英語原文、小説の著者自身が朗読する英語音源、柴田元幸による日本語訳がセットになっている。
収録作品は、バリー・ユアグロー『ハッピー・バースデイ』、レベッカ・ブラウン『私たちがやったこと』、ケリー・リンク『大いなる離婚』、スチュアート・ダイベック『ペット・ミルク』、スティーヴン・ミルハウザー『雪人間』、ポール・オースター『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』の6作品。
なお、同書は2008年11月に刊行された『柴田元幸ハイブ・リット』の新装版。アルクの創立50周年を記念して過去の書籍や雑誌を復刊する『アルク創立50周年記念復刊企画』の一環となっている。2月には「ハイブ・リット」シリーズから『新装版 村上春樹ハイブ・リット』が刊行予定。
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