東京と森ビルの60年振り返る映像に山口小夜子、坂本龍一、村上隆、SUMIREら

森ビルの企業ブランドムービー『DESIGNING TOKYO』が12月21日から全国で放映。オンエアに先駆けてウェブ版フルバージョンが公開された。

「都市を創り、都市を育む」という理念のもと、六本木ヒルズや虎ノ門ヒルズなどを手掛けてきた森ビル。『DESIGNING TOKYO』は、森ビルが約60年間にわたって担当してきた数々のプロジェクトが創出した街並みや文化を最新の技術で蘇らせ、山口小夜子、坂本龍一、村上隆、SUMIREら時代を象徴する人物を当時の姿で描き出しながら、東京の未来について語る内容になっている。ディレクターを鎌谷聡次郎が務め、音楽をmabanua、ナレーターを角舘健悟(Yogee New Waves)が担当している。

約2分間のウェブ版フルバージョンには、モノクロの新橋の第2森ビルの前を行き交う人々の姿をはじめ、山口小夜子が1973年のラフォーレ原宿の前を歩く様子、1986年の赤坂のアークヒルズで坂本龍一がカップを手にする場面、2003年の六本木ヒルズを村上隆が見上げるシーン、SUMIREが佇む様などが映し出されている。テレビCMとしてオンエアされるバージョンは60秒に再編集したものとなる。

同作のCG制作期間は約5か月、総撮影日数は10日間を要し、企画から公開までは約1年を費やした。建物は当時の写真や図面から再現。再開発前の同潤会アパートの写真を使用するシーンも登場する。撮影の総出演者は318人で、当時の姿を蘇らせるために映像や写真を集めたほか、当時のメイクを知るスタッフをアサインし、マネキンを3Dスキャンするといった様々な手法が用いられた。ロケや空撮には最大で95人を配置したとのこと。

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