特集記事「アニメーションの創造力」が1月7日発売の雑誌『美術手帖 2020年2月号』に掲載される。
同特集は、動画配信サービスによる視聴環境の多様化、他業界とのメディアミックス、グッズやゲームといったライツ事業の展開などを背景に、2010年代のアニメーション表現に起きた変化に迫るもの。「PART1」から「PART4」の4部構成となる。
「PART1 10年代の表現はどう変化したか?」では、片渕須直、ジェレミー・クラパン、ドン・ハーツフェルト、たつきへのインタビューや、同特集の監修を務めた土居伸彰と高瀬康司、石岡良治の鼎談を掲載。制作現場にフォーカスした「PART2 革新を支える制作技術」には、磯光雄と山下清悟の対談や、『Fate/Grand Order』の配信4周年記念映像のスタッフである榎戸駿、坂詰嵩仁、脇顯太朗、川上雄介への取材記事を収録する。
またインディペンデントで活動する作家に焦点を当てる「PART3 拡張・越境する次世代クリエイター」には、AC部、久野遥子と冠木佐和子、岩井澤健治、ミヒャエル・フライ、ギンツ・ジルバロディスに加えて、岩井俊二、梅沢和木、「PART4 環境と構造」には、『おそ松さん』のプロデューサー布川ゆうじと『スター☆トゥインクルプリキュア』のプロデューサー柳川あかりらが登場。なお同号の第2特集はダナ・ハラウェイとなっている。
- 書籍情報
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『美術手帖 2020年2月号』
2020年1月7日(火)発売 価格:1,600円(税抜) 発行:美術出版社