トム・フーパー監督の映画『キャッツ』の新たな日本語吹き替え版声優が発表された。
1月24日公開の同作は、1981年に初演され、累計観客動員数8100万人を記録しているミュージカル『キャッツ』をもとにした作品。選ばれた1匹の猫だけが「新しい人生を生きること」を許される舞踏会を舞台に、臆病な白猫ヴィクトリアが個性豊かな「ジェリクルキャッツ」たちとの出会いの中で自分らしい生き方を見つけていく様を描く。ヴィクトリア役にフランチェスカ・ヘイワードがキャスティング。日本語吹き替え版の声優には葵わかな、山崎育三郎、秋山竜次、森崎ウィン、大竹しのぶ、藤原聡(Official髭男dism)らが名を連ねる。
今回発表されたのは、山寺宏一、浦嶋りんこ、RIRI、宮野真守、沢城みゆき、山路和弘、宝田明。
山寺宏一は恐ろしい力を持つお尋ね者の猫・マキャヴィティ役、浦嶋りんこは昼間はぐうたらで夜は元気な「おばさん」猫・ジェニエニドッツ役、RIRIはマキャヴィティと行動を共にする妖艶な雌猫・ボンバルリーナ役、宮野真守と沢城みゆきは悪名高きコソ泥カップル猫・マンゴジェリー役とランペルティーザ役、山路和弘は船が住処の荒くれ猫・グロールタイガー役、宝田明は劇場の大スターだったが今は過去の栄光を懐かしむ老猫・ガス役をそれぞれ演じる。
山寺宏一のコメント
演じた感想
参加出来て嬉しかったです!ミュージカルで観たマキャヴィティは、あまり姿を現さず歌ってもいなかったと記憶してるんですが、映画版ではしっかり出て来て歌も(少しですが)歌っているので、やりがいがありました!不気味で怖いだけじゃないんです。宝田明のコメント
演じた感想
此の世に存する生命体は、全て喜怒哀楽を有する。
猫とて同じ事。彼が吐き出す言葉に少しく味付けをして、素直に挑戦した。
自身が演じたキャラクターとの共通点
老猫エンジン全開すれど、悲しいかな体力が、深い溜息が、人生を感じさせる。浦嶋りんこのコメント
演じた感想
世界で二カ国のみ!に、吹替え収録後あらためて震えがきてます!
最高に興奮して吹替えに挑みました!
自身が演じたキャラクターとの共通点
私も夜行性で、夜の活動が活発。
○キブリは食べないですが、ネズミは子供の頃ポケットに入ってました(笑)RIRIのコメント
演じた感想
ミュージカルも、映画の吹替えも初めての経験でしたので、とてもエキサイトしました!
ボンバルリーナは、妖艶な猫のキャラクターなので表現が難しかったですが、すべて本当に楽しくて、演じることの楽しさも知れた、とても素敵な機会でした!
自身が演じたキャラクターとの共通点
ボンバルリーナのキャラクターは、私にはない側面をたくさん持ってるので、その分、初めての表現が多くて、演じていてとても楽しかったです!
日本語版のボンバルリーナ、ぜひ楽しみにしていてくださいね!宮野真守のコメント
演じた感想
「キャッツ」を観劇して大変感動し、衝撃を受けたので、このような形で携わることができて、本当に幸せです!
自身が演じたキャラクターとの共通点
おどけ役でお調子者なところと、小心者なところでしょうか......(笑)沢城みゆきのコメント
演じた感想
楽曲の中でキャラクターを作っていく作業は初めてで、1テイク毎に細かな演出をいただき、少しづつ形にしていきました。...我慢はしない気質のランペル!解放されるようで心地良かったです。
自身が演じたキャラクターとの共通点
…ぱっと、思いついたのは、相方のことが大好きなところ(笑)でしょうか。
宮野さんとこうした間柄は新鮮で嬉しかったです。山路和弘のコメント
演じた感想
歌だけ吹替るなんて、生涯ないと思ってた。選んでいただけて光栄でした。
そして機会をくれたキャッツに感謝。
自身が演じたキャラクターとの共通点
ただの酔っ払いのオヤジみたいになったかなぁ、、だとしたら、それが共通点?
- 作品情報
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『キャッツ』
2020年1月24日(金)から全国公開監督:トム・フーパー 脚本:リー・ホール、トム・フーパー 原作・原案:T・S・エリオット、アンドリュー・ロイド=ウェバー 出演: ジェームズ・コーデン ジュディ・デンチ ジェイソン・デルーロ イドリス・エルバ ジェニファー・ハドソン イアン・マッケラン テイラー・スウィフト レベル・ウィルソン フランチェスカ・ヘイワード関連リンク
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CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?