映画『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』に山田裕貴が出演することがわかった。
6月19日から公開されることが決定した同作は、1998年の長野オリンピックで、スキーのテストジャンパーを務めた西方仁也の実話をもとに描くオリジナルストーリー。リレハンメルオリンピックで金メダルを目前にしながらも逃し、その後は膝の故障により代表の座を逃した西方仁也は、テストジャンパーとして長野オリンピックに参加するが、ラージヒル団体戦のメダルがかかった競技が猛吹雪により中断され、審査員から「テストジャンパー25人が全員無事に飛べたら再開する」という判断が下されるというあらすじだ。西方仁也役に田中圭がキャスティング。
山田裕貴が演じるのは、聴覚障害がありながらも、1998年の『STVカップ国際スキージャンプ競技大会』ラージヒルで優勝し、テストジャンパーとして長野オリンピックに参加した高橋竜二役。1月13日にJNN28局で放送される『2020HBCカップジャンプ』には、山田に加えて、西方仁也、解説の原田雅彦が出演する。
山田裕貴のコメント
小学校の頃に見た長野オリンピック、スキージャンプの映像が今でも頭の中に浮かびます。初めてのスキーに挑戦ですが、とにかく練習します(笑)。このお話は中継にも載っていない裏側のお話。“目に見えていない部分も見ようとする”これを大事にしているのですが、表舞台に立つ人の裏側にはたくさんの人が関わり、悩み、支えてくれています。チーム一丸!!生きてるすべての人が主人公であることを伝えたい。
飯塚健監督のコメント
聴覚に障害のあるジャンパー。もう難役であることがお分かり頂けると思います。だとしたら、と考えた時、浮かんだのがやや熱めの男、山田裕貴くんの顔でした。先日も「スキー練習、頼むね」というようなやり取りをしたのですが、「御意」と返信が来たので、全幅の信頼を寄せています。二度目のセッションが楽しみです。
- 作品情報
-
『ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~』
2020年6月19日(金)から全国公開監督:飯塚健 脚本:杉原憲明、鈴木謙一 出演: 田中圭 山田裕貴 配給:東宝
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?