吉岡徳仁の新作インスタレーション『Prismatic Cloud』が2月27日から東京・GINZA SIXで展示される。
GINZA SIX2階の中央吹き抜けに設置される『Prismatic Cloud』は、2017年にアメリカ・ヒューストンのアレンセンターで発表したものを、GINZA SIXのためにアレンジした日本初上陸の作品。巨大な雲をイメージした全長約10メートルの「光の彫刻」で、約1万本のプリズムロッドを積層させることで光を透過する透明のレイヤーを作り出すという。同作は10月下旬まで展示予定。
GINZA SIXの吹き抜け空間ではこれまで、草間彌生、ニコラ・ビュフ、塩田千春、クラウス・ハーパニエミらの作品を展示してきた。
吉岡徳仁のコメント
これまで様々な国で自然の壮大なエネルギーをテーマにインスタレーションを行なってきました。そしてそれは、自らのその作品を通して日本の自然観を考える機会となりました。
今回設置される「Prismatic Cloud」は、かたちのない光を表現した作品です。それはまるで太陽の光を纏う大きな雲のように、人々の心を揺さぶる体験をもたらすことでしょう。