柴田元幸の新著『ぼくは翻訳についてこう考えています -柴田元幸の意見100-』が本日1月29日に刊行された。
エッセイや講演、対談、インタビュー、東京大学での授業内容などの様々な記録から選出された柴田元幸の言葉を収録した同書。柴田自身が考える「翻訳という仕事」をはじめ、翻訳の手法や教え方、村上春樹との仕事、あまり本を読んでいなかったという過去や、不登校になりかけた幼少時代を踏まえたメッセージといった100の言葉が掲載される。
帯裏には村上春樹の推薦文を使用。「柴田元幸さんを一言で言い表すのは至難の業だけど、あえて言うなら、『能力が有り余って、溢れてこぼれ落ちている人』というのがいちばん近いかもしれない。本当にこぼれているんです。嘘じゃなく。――村上春樹」と記載されている。
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