武正晴監督の著書『映画があってよかったなあ 監督・武 正晴の洋画雑記』が本日1月31日に刊行された。
フリーの助監督として工藤栄一、石井隆、崔洋一、中原俊、井筒和幸、森崎東らの作品に参加し、映画『ボーイ・ミーツ・プサン』で監督デビューを果たした武正晴。『百円の恋』『銃』などで監督を務めたほか、Netflixのオリジナルシリーズ『全裸監督』では総監督を務めた。本日1月31日から公開の『嘘八百 京町ロワイヤル』や、今冬に劇場公開、AbemaTVプレミアム会員向けに配信される『アンダードッグ』でも監督を務めている。
同書は、武正晴にとって初の映画エッセイ本。雑誌『VIDEO SALON』で連載中のエッセイ「映画監督・武 正晴のご存知だとは思いますが…」をもとに加筆、修正を行なった。武正晴が18、19歳の頃に観て影響を受けた57本の洋画にフォーカスし、当時の思い出や、そこから得た自身の作品への着想などを近況を交えて語っている。巻頭対談では、『ボーイ・ミーツ・プサン』で主演を務めた柄本佑との映画談義を収録。対談は監督本人の要望により実現したとのこと。
掲載作品は『レイジング・ブル』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『華麗なるヒコーキ野郎』『俺たちに明日はない』『ヤング・フランケンシュタイン』『ザ・ドライバー』『タクシードライバー』『禁じられた遊び』『暗殺の森』『ドゥ・ザ・ライト・シング』『ジョーズ』『ひとりぼっちの青春』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト』『ブレードランナー』『イージー★ライダー』『グロリア』『遊星からの物体X』『シャイニング』など。
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