グレン・グールドの演奏表現を習得したAIシステムによるピアノ演奏が、2月20日から東京・六本木の東京ミッドタウンで開催されるイベント『未来の学校祭』で披露される。
AIと人間の共創の可能性を追求するためのヤマハによるプロジェクト「Dear Glenn」の成果として開発されたシステムは、再現手法として深層学習技術を採用。グレン・グールドのタッチでピアノを演奏することが可能だという。このAIシステムによる演奏が日本で披露されるのは初めてのこと。
今回は、『ゴルトベルク変奏曲』に加えて、グレン・グールドの未演奏曲を演奏予定。いずれの楽曲も学習データには含まれておらず、模倣する音源が無い状態でAIが独自に解釈したグールドの表現での演奏を披露するという。また会場内では、ドキュメント映像の上映や、プロジェクトを紹介するパネルの展示などを実施する。
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『未来の学校祭』
2020年2月20日(木)~2月24日(月・振休) 会場:東京都 六本木 東京ミッドタウン 料金:無料