テレパシーで交信する少女描く 遠藤麻衣子監督『TOKYO TELEPATH 2020』

遠藤麻衣子監督の映画『TOKYO TELEPATH 2020』が、5月30日から東京・渋谷のシアターイメージフォーラムで3週間限定公開される。

ニューヨークでバイオリニストとしての活動を経て、2011年に『KUICHISAN』で監督デビューした遠藤麻衣子。最新作となる『TOKYO TELEPATH 2020』は、オリンピック、パラリンピックを控えて目まぐるしく変貌する2020年の東京を舞台に、東京の結界を正す任務を担う少女と、FUSIONという新技術によってテレパシーの才能を開花させたもうひとりの少女を描いた作品だ。2人の少女役を夏子と琉花が演じたほか、撮影監督をショーン・プライス・ ウィリアムズ、音響をニコラス・ベッカー、音楽を服部峻が担当している。

あわせてティザー予告編とポスタービジュアルが公開。ティザー予告編では、東京の街の様子や、帽子を目深に被った少女の姿、東京スカイツリーを見上げて空に文字を切る夏子の様子などが確認できる。ポスタービジュアルには、光を受けて白く輝く物体が写し出され、「ピピッ」という文字がデザインされている。

同作は東京・恵比寿の東京都写真美術館で開催中の『第12回恵比寿映像祭』で上映予定。また、劇場公開にあわせて遠藤麻衣子監督の過去作『KUICHISAN』『TECHNOLOGY』も限定上映される。

作品情報

『TOKYO TELEPATH 2020』

2020年5月30日(土)からシアターイメージフォーラムで公開
監督・脚本:遠藤麻衣子 音楽:服部峻 出演: 夏子 琉花 ほか 上映時間:49分 配給:A FOOL
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