映画『WAVES/ウェイブス』の予告編とビジュアルが公開された。
映画製作会社「A24」が送り出す同作の主人公は、成績優秀なレスリング部のエリート選手である高校生タイラー。肩の負傷により選手生命の危機を告げられ、恋人アレクシスの妊娠が判明したことで自分を見失っていくタイラーと家族の運命を変える悲劇が起こる様や、約1年後にタイラーの妹エミリーが心に傷を抱えるルークと恋に落ちる姿などが描かれる。タイラー役にケルヴィン・ハリソン・Jrがキャスティング。トレイ・エドワード・シュルツがメガホンを取った。
劇中ではTame Impala、フランク・オーシャン、ケンドリック・ラマー、タイラー・ザ・クリエイター feat. ファレル・ウィリアムス、エイミー・ワインハウス、カニエ・ウェスト、Chance The Rapper、Radioheadらの楽曲を使用。シュルツ監督は事前に本編に使用する楽曲のプレイリストを作成し、そこから脚本を着想したという。公開日は4月10日。
予告編にはフランク・オーシャンの“Godspeed”を使用。「エリートの兄、父と母、私たちは幸せな家族だった……あの夜までは」というナレーションをはじめ、「動くな!」と警告された男性が両手を挙げる姿、タイラーが「すぐに手術が必要です」と告げられる様子、男女の「ひどいメッセージが送られてくる」「人間ってバカばっかだよな、ほっとけ」というやりとり、女性たちが「あなたが追い詰めたの!」「あの時、兄さんを止められたのに」と口にするシーン、「これ以上、憎しみは抱えない。今を生きよう、今しかない」という言葉などが確認できる。
またビジュアルには、タイラーと恋人が海で抱き合う姿などが写し出されているほか、「愛が、再び押し寄せる。」というコピーがあしらわれている。
- 作品情報
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『WAVES/ウェイブス』
2020年4月10日(金)からTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開監督・脚本:トレイ・エドワード・シュルツ 音楽:トレント・レズナー&アッティカス・ロス 出演: ケルヴィン・ハリソン・Jr テイラー・ラッセル スターリング・K・ブラウン レネー・エリス・ゴールズベリー ルーカス・ヘッジズ アレクサ・デミー 上映時間:135分 配給:ファントム・フィルム
Special Feature
Crossing??
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