『映画「砕け散るところを見せてあげる」』が5月8日から全国公開される。
『とらドラ!』『ゴールデンタイム!』で知られる竹宮ゆゆこの小説『砕け散るところを見せてあげる』をもとにした同作。正義感の強い高校3年生の濱田清澄が、学年一の嫌われ者である1年生の蔵本玻璃をいじめから救おうと試みる姿や、2人の心の距離が次第に縮まっていく様などを描く。竹宮ゆゆこの作品が実写化されるのは初。
濱田清澄役を中川大志、蔵本玻璃役を石井杏奈が演じる。監督は『うさぎドロップ』『沈黙 サイレンス』などのSABU。
発表とあわせてティザービジュアルが公開。傷だらけの玻璃の姿や制服を着た清澄が遠くを見つめる様子などが写し出されているほか、「愛には終わりがない――」というコピーが使用されている。
中川大志のコメント
出演が決まった時の気持ち
自分が今までやった事のない色の作品を、SABU組の一員として作れるんだという喜びがありました。
石井杏奈の印象について
中学2年生で初めて共演して以来、3回目の共演で、同い年の石井さんとは、安心感がありました。
玻璃という難役に果敢に挑んでいる姿が頼もしかったです。
実際に役を演じてみて
SABUさんが常に僕ら俳優に寄り添ってくださり、ワンカットワンカット丁寧に、そして情熱的に撮影に臨めたとても充実した時間でした。
挑戦的な鬼気迫るシーンを演じたことについて
限界の先のゾーンに自分のギアを持っていき、かなりの量のアドレナリンを分泌しながら演じました。自分でも見た事のない顔が作品の中に残ったと思います。
この作品を一言で例えるなら
「ヒーローとは」
ファンへのメッセージ
この物語は、ヒーローの話ではなく、ヒーローになろうとした1人の少年の話です。
僕も子供の頃ヒーローになりたかった。
自分を犠牲にしてでも守りたい誰かの存在が、どんな人の事もヒーローにするのかもしれない。
魂を込めて演じました。
期待していてください。石井杏奈のコメント
出演が決まった時の気持ち
原作を読んだ時に、物語の面白さに夢中で読んでいる自分がいました。蔵本玻璃役を演じさせて頂けることに凄く幸せを感じ、全てをかけて演じたいと気合が入りました!
中川大志の印象について
中川さんとは同じ歳で、初めてお会いした時はお互いが中学生の時でした。
今回の共演で3作品目となります。いつも全てに真っ直ぐで、体当たりで、毎日刺激を頂いていました。
現場の中川さんも映像の中の中川さんもとても素敵でした。
実際に役を演じてみて
玻璃の気持ちに共感し、同じ想いを持ちながら演じることができました。
どのシーンも凄く濃くて、大変な撮影も楽しいと感じられる程とても好きな役でした。
挑戦的な鬼気迫るシーンを演じたことについて
かなり命がけでした!後先考えず、今だけを見て、全力で必死にぶつかりました。
なので、毎日大きな達成感と大きな疲れにあふれて、幸せでした。
この作品を一言で例えるなら
「壮大」な作品。
ファンへのメッセージ
いろんな感情の詰まった、温かくて強くて優しい作品です。たくさんの方に届くことを願っています!
是非観て欲しいです。SABU監督のコメント
涙が出そうなくらいに生きた玻璃(石井杏奈)。
その玻璃のヒーローになると言った清澄(中川大志)。
二人の愛は永遠に続くと信じています。竹宮ゆゆこのコメント
試写が終わって、明かりがついても、私はまだ目を見開いたまま一人震えていました。
スクリーンいっぱいに広がる銀河は、ただひたすらに、美しかった。
今もこの目の裏に焼き付いて、キラキラと輝き続けています。
ぜひ劇場へ足をお運び頂けることを願っております。
- 作品情報
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『映画「砕け散るところを見せてあげる」』
2020年5月8日(金)から全国公開監督:SABU 原作:竹宮ゆゆこ『砕け散るところを見せてあげる』(新潮文庫nex) 出演: 中川大志 石井杏奈 配給:イオンエンターテイメント
Special Feature
Crossing??
CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?