石原さとみが出演するサントリー「金麦」の新テレビCM「春の金麦」篇、「金麦醸造家」篇が、2月29日から全国でオンエアされる。
「幸せな家庭の食卓に最もふさわしい新ジャンル」をコンセプトとしている金麦。石原さとみは2020年から同商品のテレビCMシリーズに出演している。
「春の金麦」篇では、石原が「春の金麦」1箱や食材、花などを乗せた自転車で坂道を上る姿をはじめ、桜吹雪を見て笑みを浮かべる様子、「春の金麦」を飲んで「んー!!」と声をあげるシーンなどが確認できる。
「春の金麦」を堪能する石原と工場の金麦醸造家が交錯する「金麦醸造家」篇は、石原が「春の金麦」の缶を指先で弾く様や、工場の金麦醸造家が「春にぴったりのバランスです!」と書かれた幕を広げる場面、石原が茹でたてのアスパラガスを頬張る姿などが映し出されている。
石原は「この服で自転車に乗ってみたい」「この格好で風を浴びたい」と自らのアイデアも取り入れたという衣装で撮影現場入り。坂道の途中で用意された自転車に跨って漕ごうとすると「あれ、ちょっと待って……全然前に進まないんだけど!」と荷物が積まれた自転車に苦戦したが、2回目で完走し、3回目でOKテイクが出たとのこと。
また撮影に先立って、金麦を生産している東京・武蔵野ブルワリーを訪問した石原。金麦醸造家から様々なこだわりをレクチャーされ、「金麦を飲む時の味わい深さが大きく変わりました」と述べたという。
撮影後に行なわれたインタビューで、印象に残った金麦醸造家とのやりとりについて石原は「『春の金麦』で、『季節ごとに味わいをととのえるって、どういうことですか?』と質問したら、『お客様には分からなくていいんです』『春に金麦を飲んだ時、やっぱりおいしいと思っていただければ』と仰っていて。苦みのある春野菜が出てきたり、気温が上がって炭酸がほしくなったり、花粉症とか、いろんな体調の変化もあったりする中で、少しでも『金麦が飲みたい!』と思っていただけるようにということで、冬に比べると、ちょっとだけ軽やかになっているそうです。そこにつくり手のこだわりだけでなく、包み込んでくれるような優しさを感じるというか」とコメント。
撮影時にこだわりについては「今回の撮影で言うと、たとえば自転車を漕ぐシーンで、“この服で自転車に乗ってみたい”とか、“この恰好で風を浴びたい”とか、自分が本当に気持ち良くなるリアリティのようなものは、私の中で大切にしているところです」と語った。