安藤裕子のニューアルバム『Barometz』が5月20日にリリースされる。
安藤裕子にとって約4年2か月ぶり、通算10枚目のオリジナルアルバムとなる『Barometz』は、トオミヨウとShigekuniサウンドプロデューサーに迎えて制作。アルバムタイトルは、古くから世界各地で語り継がれて来た伝説の木の名前でもある。
同作は通常盤と、完全生産限定のLoppi・HMV限定盤の2形態が用意される。Loppi・HMV限定盤は「豪華ハードカバーブック特別パッケージ仕様」となり、撮り下ろし写真や本人の手書きライナーノーツ、雑記『僕らはいつも空想へ飛翔しては現実に着床する』などを収録した約60ページのブックレットが付属。HMV&BOOKS online、ローソン、ミニストップ店頭のLoppi端末、全国のHMV店舗で購入可能で、現在予約を受け付けている。CDにはドラマ『W県警の悲劇』主題歌“鑑”など全12曲を収録。
安藤裕子のコメント
「BAROMETZ」
2016年1月。
瞳を閉ざすことを決めた。
もやもやとそこら中に広がる違和感、それらを解き明かす力を持たない自分。
もう生み出すべき物語は潰えたのだと感じていた。人間の一生を、走り続ける人もきっといるんだろうと思う。
だけれど蕾のままぬくぬくと丸まっているのもきっと善い事なんじゃないのかな?
そんなような気がしていたのだ。このアルバムを作るにあたり、わたしは久しぶりに人間として呼吸をしている。
喜びと共に落胆もある。
なんなら世界は今未曾有の困窮を極めている。
瞳は開かれたわけだ。
これが現実。「囁きに似た真実は いつの日も漏らさぬようにと隠されているもので、
自分の手で掴みに行かねばならないものなんだよ。」そんな事を誰かが言っていた。
今。こんな不安な世の中でポップスを馬鹿みたいに語り合い、舞い踊れる事をとても嬉しく思う。生きるってそんな優しい事じゃない。
でもだからこそ人々に夢を語れたらと思うのだ。今作には恋の話を詰め込んでいる。とても身近で、あなたの明日を輝かせてくれると思うからね。
明日のイメージをあなたに。“羊のなる木があるとして
その頼りない指先が掴めなかった多くの夢が
地面に朽ちて
雨に流れ
知らずとアナタの口を潤していく
いつかそれはアナタの血潮と含まれて
アナタの明日を宿す種となる”安藤裕子
- リリース情報
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安藤裕子
2020年5月20日(水)発売 価格:3,000円(税抜) PCCA-04958
『Barometz』通常盤(CD)
- リリース情報
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安藤裕子
2020年5月20日(水)にHMV&BOOKS online、ローソン、ミニストップ店頭のLoppi端末、HMV店舗で限定発売 価格:4,000円(税抜) BRCA-00110 ※豪華ハードカバーブック特別パッケージ仕様
『Barometz』Loppi・HMV限定盤(CD)